コマンド ラインからのプロセス フローの実行

コマンド ラインからプロセス フローを実行するには、Process Flow Executor を使用します。Process Flow Executor は、Spectrum™ Technology Platform Welcome ページ (例えば、http://myserver:8080 など) からインストールできます。

注: 管理ユーティリティを使用して、コマンド ラインからプロセス フローを実行することもできます。

使用方法

java -jar pflowexecutor.jar -rProcessFlowName -u UserID-p Password [オプションの引数]
必須引数説明
いいえ-?使用方法を出力します。
いいえ-d DelimiterCharacter

コマンド実行時にコマンド ラインに表示されるステータス情報を区切るのに使用する区切り文字を設定します。デフォルトは "|" です。例えば、デフォルト文字を使用して、"MyProcessflow" というプロセス フローを実行した場合、コマンド ラインには次のメッセージが表示されます。

MyProcessflow|1|Succeeded

いいえ-eSpectrum™ Technology Platform サーバーとの通信に HTTPS 接続を使用します。
注: ファイル オーバーライドを指定する場合は、この引数を最後の引数として指定しないでください。
いいえ-f PropertyFileプロパティ ファイルへのパスを指定します。プロパティ ファイルの詳細については、プロセス フローのプロパティ ファイルの使用 を参照してください。
いいえ-h HostNameSpectrum™ Technology Platform サーバーの名前または IP アドレスを指定します。
いいえ-i PollInterval完了したジョブを確認する間隔を秒数で指定します。デフォルト値は "5" です。
はい-p Passwordユーザのパスワードです。必須
はい-r ProcessFlowNames実行するプロセス フローのリストをカンマで区切って指定します。必須
注: ファイル オーバーライドを指定する場合は、この引数を最後の引数として指定しないでください。
いいえ-s PortSpectrum™ Technology Platform サーバーが実行されているソケット (ポート)。デフォルト値は 8080 です。
いいえ-t Timeoutこのオプションは非推奨で、将来は無視されます。
はい-u UserNameユーザのログイン名を指定します。必須
いいえ-v Verbose詳細な出力を返します。ここで、Verbose は次のいずれかです。
true
詳細な出力を返します。
false
詳細な出力を返しません。
注: ファイル オーバーライドを指定する場合は、この引数を最後の引数として指定しないでください。
いいえ-w WaitToCompleteこのオプションは非推奨で、将来は無視されます。
いいえStageName=FileNameジョブで指定されている入力または出力ファイルをオーバーライドします。詳細については、「プロセス フロー ファイルの場所のオーバーライド」を参照してください。

プロセス フロー名、ユーザ ID、パスワードを指定した基本的なコマンド ライン エントリを次に示します。

java -jar pflowexecutor.jar -r MyFlow1 -u Bob1234 -p "mypassword1"

次の例では、前の例と同じ情報に加えて引数を指定しています。

java -jar pflowexecutor.jar -r Flow1 -u Bob1234 -p "mypassword1" -h spectrum.example.com -s 8080 -w -d "%" -i 1

この例では、コマンド ラインでの起動と出力を示します。

D:\spectrum\pflow-executor>java -jar pflowexecutor.jar -u Bob1234 -p "mypassword1" -r 
validateAddressFlow1 -h spectrum.example.com -s 8080 -w -d "%" -i 
1 -t 9999
validateAddressJob1%111%succeeded

この例では、validateAddressFlow1 という名前のプロセス フローが実行しました (ID は 111)。エラーは発生していません。その他の実行結果としては、"失敗" と "実行中" があります。