Validate Address Spark ジョブの使用
注: 最初の Validate Address ジョブを作成および実行する前に、Acushare サービスが実行されていることを確認します。手順については、Acushare サービスの実行を参照してください。
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UAMAddressingFactory
のインスタンスを、その静的メソッドgetInstance()
を使用して作成します。 -
ProcessType
を指定するUAMAddressingDetail
のインスタンスを作成して、Validate Address ジョブの入力と出力の詳細を指定します。このインスタンスは、SparkProcessType タイプを使用する必要があります。これを行うには、次の手順に従います。-
このジョブの入力設定を行うには、
UniversalAddressValidateInputConfiguration
のインスタンスを作成します。列挙体 列挙 PreferredCity、列挙 CasingType、列挙 CityNameFormat、列挙 OutputCountryFormat、列挙 StandardAddressFormat、列挙 StandardAddressPMBLine、列挙 StreetMatchingStrictness、列挙 FirmMatchingStrictness、列挙 DirectionalMatchingStrictness、列挙 DualAddressLogic と該当する場合は 列挙 DPVSuccessStatusCondition を使用して、さまざまな必須フィールドの値を設定します。重要: Validate Address を CASS 認定™モードで実行するには、このインスタンスのフィールドoutputReport3553
、outputCASSDetail
、およびoutputReportSummary
を true に設定します。CASS レポートにはジョブを CASS 認定™ モードで実行した場合にのみ有効なコンテンツが含められます。それ以外の場合は、空白のレポート PDF が生成されます。 -
ReferenceDataPath
のインスタンスを作成することによって、リファレンス データ パスの詳細を設定します。列挙 ReferenceDataPathLocation を参照してください。 -
各種ジョブ実行設定を行うために、上で作成した
ReferenceDataPath
インスタンスと、COBOL ランタイム パスおよびモジュール ディレクトリ パス (String
値) を引数としてコンストラクタに渡して、UAMUSAddressingEngineConfiguration
のインスタンスを作成します。UAMUSAddressingEngineConfiguration
インスタンスを作成した後、その各種必須フィールドの値を設定します。 -
JVM 設定を構成するには、
UniversalAddressGeneralConfiguration
のインスタンスを作成します。 -
UAMAddressingDetail
のインスタンスを作成します。JobConfig
タイプのインスタンスと、上で作成したUAMUSAddressingEngineConfiguration
、UniversalAddressGeneralConfiguration
、およびUniversalAddressValidateInputConfiguration
のインスタンスを引数としてコンストラクタに渡します。JobConfig
パラメータは、SparkJobConfig タイプのインスタンスである必要があります。inputPath
インスタンスのUAMAddressingDetail
フィールドを使用して、入力ファイルの詳細を設定します。注:- テキスト入力ファイルの場合は、適切なコンストラクタを呼び出して、関連する詳細な入力ファイル情報を指定して
FilePath
のインスタンスを作成します。 - ORC 入力ファイルの場合、ORC 入力ファイルのパスを引数に指定して
OrcFilePath
のインスタンスを作成します。 - PARQUET 入力ファイルの場合、PARQUET 入力ファイルのパスを引数に指定して ParquetFilePath のインスタンスを作成します。
- テキスト入力ファイルの場合は、適切なコンストラクタを呼び出して、関連する詳細な入力ファイル情報を指定して
UAMAddressingDetail
インスタンスのoutputPath
フィールドを使用して、出力ファイルの詳細を設定します。注:- テキスト出力ファイルの場合は、適切なコンストラクタを呼び出して、関連する詳細な出力ファイル情報を指定して
FilePath
のインスタンスを作成します。 - ORC 出力ファイルの場合、ORC 出力ファイルのパスを引数に指定して
OrcFilePath
のインスタンスを作成します。 -
PARQUET 出力ファイルの場合、PARQUET 出力ファイルのパスを引数に指定して ParquetFilePath のインスタンスを作成します。
- テキスト出力ファイルの場合は、適切なコンストラクタを呼び出して、関連する詳細な出力ファイル情報を指定して
jobName
インスタンスのUAMAddressingDetail
フィールドを使用して、ジョブの名前を設定します。UAMAddressingDetail
インスタンスのcompressOutput
フラグを true に設定して、ジョブの出力を圧縮します。
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このジョブの入力設定を行うには、
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Spark ジョブを作成して実行するには、先ほど作成した
UAMAddressingFactory
のインスタンスを使用してそのメソッドrunSparkJob()
を呼び出します。ここで、上のUAMAddressingDetail
のインスタンスを引数として渡します。runSparkJob()
メソッドはジョブを実行し、ジョブのレポート カウンタのMap
を返します。 -
ジョブの正常実行後にレポート カウンタを表示するには、先ほど作成した
UAMAddressingFactory
のインスタンスを使用して、そのメソッドgetCounters()
を呼び出します。作成したジョブを引数として渡します。カウンタのMap
が返されます。 -
ジョブの正常実行後に CASS レポートを生成するには、先ほど作成した
UAMAddressingFactory
のインスタンスを使用してgenerateCASSReport()
メソッドを呼び出します。多重定義されているgenerateCASSReport()
メソッドのどのバージョンを呼び出しても構いません。使用されるgenerateCASSReport()
メソッド シグネチャによって、1 つ前の手順で得られたレポート カウンタのMap
、jobName
、生成された CASS レポートを格納するpath
、作成するreportType
を引数として渡します。path
は、SDK ジョブがクラスタ環境で実行している場合はクラスタ上、クライアント コンピュータ上で実行している場合はクライアント コンピュータ上の場所である必要があります。注:path
が指定されていない場合は、現在の作業ディレクトリに新しい CASS レポートが配置されます。reportType
パラメータの値は、列挙 UAMCASSReportTypeに記載された値でなければなりません。1 つ以上のレポート タイプをこのパラメータに指定できます。