Advanced Matching モジュール

コンポーネント

Advanced Matching モジュールは、次のコンポーネントで構成されます。

• Best-of-Breed — このステージでは、テンプレート レコードを選択して、そのレコードを使って、サバイバ レコードになる複合レコードを作成することで、重複クラスタから最良の組み合わせレコードを選択します。
• Candidate Finder — このステージでは、候補レコードを検索します。これらの候補レコードは、一連の潜在的なマッチとして、Transactional Match ステージで評価されます。Candidate Finder は Transactional Match と併用します。
• Duplicate Synchronization — このステージでは、レコードのコレクションからフィールドを指定して、そのフィールドをコレクション内のすべてのレコードの対応するフィールドにコピー (配置) できます。
• Filter — このステージでは、下流での追加処理または出力ファイルへの書き込みのために、重複レコードのコレクションで保持または削除されるレコードが満たすべき条件を指定できます。
• Interflow Match — このステージでは、複数の入力ストリーム内の類似するデータ レコード間でマッチを特定します。
• Intraflow Match — このステージでは、単一の入力ストリーム内の類似するデータ レコード間でマッチを特定します。
• Match Analysis — Match Analysis では、マッチング ステージからの結果を分析および比較して、マッチング処理の結果を把握したり、全体的なマッチング結果を改善したりできます。
• Match Key Generator — このステージでは、すべての類似レコードで共有する非ユニーク キーを作成します。同じキーを共有するレコードは、比較のためにグループ化できます。
• Private Match — このステージでは、機密情報を漏洩することなく、2 つのエンティティでデータセットを比較し、共通のレコードまたは顧客を特定することができます。特殊な暗号化はマッチング時のセキュリティ保持に役立ち、復号化関数によってマッチング対象データの出力が表示されます。
• Transactional Match — このステージでは、Candidate Finder ステージでクエリを実行してサスペクト トランザクションをデータベースと照合し、可能性がある候補レコードを返します。
• Write to Search Index — このステージでは、ステージが処理のために受け入れるデータに基づいて全文インデックスを作成できます。Candidate Finder 検索時の応答時間を短縮するために専用の検索インデックス内にデータを保持できます。