出力

表 1. Transactional Match 出力

フィールド名

説明 / 有効な値

HasDuplicates

レコードが別のレコードと重複するかどうかを示します。次のいずれかです。

Y
レコードはサスペクト レコードであり、重複するレコードがあります。
N
レコードはサスペクト レコードであり、重複するレコードはありません。
D
レコードは候補レコードであり、サスペクト レコードと重複します。
U
レコードは候補レコードですが、サスペクト レコードと重複しません。

MatchRecordType

コレクションに含まれるマッチ レコードのタイプを識別します。有効な値を次に示します。

Suspect
他のレコードと重複する可能性があるとフラグが立てられた元の入力レコード。
Duplicate
入力レコードと重複するレコード。
Unique
重複がないレコード。

MatchScore

2 つのレコードの全体的なスコアを識別します。有効な値は 0 ~ 100 です。0 は精度の低いマッチを意味し、100 は完全一致を意味します。

MatchInfo.<RuleName>.IsMatch

ルールのマッチ状態を True または False で表示します。True は一致を表し、False は一致するものがなかったことを示します。この情報は、[Transactional Match オプション] 画面で [詳細なマッチ情報を返す] オプションを選択した場合に表示されます。
注: このフィールドの値は、定義された親ルール設定に基づいて子ノードのマッチ状態から導出されます。

MatchInfo.<RuleName>.Score

ルールのマッチ スコアを表示します。とり得る値は 0 ~ 100 です。0 は精度の低いマッチを意味し、100 は完全一致を意味します。この情報は、[Transactional Match オプション] 画面で [詳細なマッチ情報を返す] オプションを選択した場合に表示されます。
注: このフィールドのスコアは、定義された親ルール設定に基づいて子ノードのスコアから導出されます。

MatchInfo.<RuleName>.<RuleNodeName>.IsMatch

ルール階層に含まれる各ノードのマッチ状態を True または False で表示します。True は一致を表し、False は一致するものがなかったことを示します。RuleNodeName は変数であり、実際のマッチ ルールに含まれる階層ノード名で置き換えられます。

[Transactional Match オプション] 画面で [詳細なマッチ情報を返す] オプションを選択した場合は、ルール階層に含まれる各ノードでこのフィールドが出力されます。

MatchInfo.<RuleName>.<RuleNodeName>.Score

ルール階層に含まれる各ノードのマッチ スコアを表示します。RuleNodeName は変数であり、実際のマッチ ルールに含まれる階層ノード名で置き換えられます。

[Transactional Match オプション] 画面で [詳細なマッチ情報を返す] オプションを選択した場合は、ルール階層に含まれる各ノードでこのフィールドが出力されます。

とり得る値は 0 ~ 100 です。0 は精度の低いマッチを意味し、100 は完全一致を意味します。

注: Validate Address および Advanced Matching モジュールのステージでは、どちらも MatchScore フィールドを使用します。データフローの出力の MatchScore フィールドの値は、出力ステージに送られる前に最後に値を変更したステージによって決まります。データフローに Validate Address および Advanced Matching モジュールのステージが含まれ、各ステージの MatchScore 出力フィールドを確認したい場合は、Transformer ステージを使用して、MatchScore 値を他のフィールドにコピーしてください。例えば、Validate Address によって MatchScore という出力フィールドが作成され、Transformer ステージによって Validate Address の MatchScore フィールドが AddressMatchScore というフィールドにコピーされます。マッチャー ステージを実行すると、マッチャーから得た値が MatchScore フィールドに設定され、Validate Address から得た AddressMatchScore の値が 引き渡されます。