レコードの詳細の表示

どちらの形式で表示しているかに関わらず、例外グリッドには、レコードのすべてのフィールドと、その承認ステータス、例外タイプ、そしてレコードに追加されているコメントがあればそれが表示されます。テーブル形式表示では、レコードの左端にある矢印をクリックすることによって、レコードに関するその他の詳細情報が表示できます。フォーム形式表示では、[詳細を表示] をクリックします。これらの操作によって、以下の情報を表示する [詳細] タブが開きます。

ジョブ ID

システムがジョブに割り当てる数字の識別子。ジョブを実行するたびに、新しいジョブ ID が割り当てられます。

グループ化方法

例外レコードグループ内のすべてのレコードを返すようデータフローが設定されていた場合、レコードをグループ化しているフィールドが表示されます。このオプションは、重複レコードを識別するデータフローや、レコードを世帯にグループ化するデータフローなど、マッチングを実行するデータフローにのみ適用されます。

例外の時刻

Exception Monitor がレコードを例外として識別した日時。

レコードタイプ

選択したレコードのタイプ。次のいずれかです。

E — 例外
GE — 例外のグループ
N — Best of Breed

ステータス

選択したレコードのステータス。次のいずれかです。

[新規]
解決済み (レコードが作成後に少なくとも 1 度編集されている場合のみ、あり得ます)

[条件] タブをクリックすると、以下の情報が表示されます。

条件: レコードを例外として識別した条件の名前。条件名は、データフローの設定者によって定義されます。
ドメイン: 例外となったデータの種類。データドメインの例には、名前、住所、電話番号などがあります。この情報は、編集する必要があるレコード内のフィールドを特定するのに役立ちます。
指標: レコードがエラーになった品質指標。品質指標の例には、精度、完全性、一意性などがあります。この情報は、レコードが例外と識別された理由を判断するのに役立ちます。

レコードが変更される度に、レコードを変更したユーザ、変更日時、レコードが割り当てられたユーザの名前、レコードのコメントフィールドに入力されたデータ (存在する場合) といった特定の情報がシステムに保持されます。例外グリッドに表示されるレコードには、最新の変更と最新コメント (存在する場合) が反映されます。一方、[履歴] タブには、レコードが例外として最初にリポジトリに追加されてから、レコードを表示しているその時点までの、レコードの存続期間を通して、以下の情報が表示されます。

バージョン: 変更のリビジョン番号。
最終変更者: 変更を行ったユーザ。
割り当て先: 改訂時点でこの例外レコードが割り当てられているユーザ。
日時: 変更が保存された日付および時刻。
コメント: 変更を行ったユーザが入力したコメント (任意)。