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このタブは[Exception Monitor のオプション] ダイアログ ボックス内に表示されます。

表 1. Exception Monitor のオプション

オプション名

説明

Exception Monitor を無効にする Exception Monitor をオンまたはオフにします。Exception Monitor を無効にした場合、レコードはステージを通過するだけで、アクションは発生しません。これは、実際にはデータフローから Exception Monitor を削除することと似ています。
例外上限に達したらジョブを停止する 指定した数のレコードが例外条件を満たした場合にジョブの実行を停止するかどうかを指定します。
例外レコードの最大数 [例外上限に達したらジョブを停止する] が選択されている場合、このフィールドを使用して、ジョブの実行を停止するまでに許可する例外レコードの最大数を指定します。例えば、100 を指定した場合、101 番目の例外レコードが発生するとジョブは停止します。
報告のみで例外を生成しない

例外条件を満たすレコードを追跡し、その統計情報を Business Steward Portal の [データ品質のパフォーマンス] ページにレポートしますが、レコードの例外は作成しません。

例外グループのすべてのレコードを返す

例外レコードだけでなく、例外レコードのグループに属するすべてのレコードを返すかどうかを指定します。例えば、あるマッチ グループ (MatchKey に基づく) に 4 つのレコードがあるとします。1 つはサスペクト レコード、1 つはスコア 90 の重複レコード、残り 2 つはスコア 80 と 83 のユニーク レコードです。MatchScore が 80 ~ 89 のレコードを例外とする条件がある場合、デフォルトでは、マッチ スコア 80 と 83 のレコードだけが例外ポートに送信されます。しかし、このオプションが有効な場合は、4 つのレコードすべてが例外ポートに送信されます。

データ スチュワードが例外レコードをグループ内の他のレコードと比較できるようにする場合は、このオプションを有効にしてください。グループ内のすべてのレコードを比較することにより、データ スチュワードは、例外レコードの処理方法に関して、より詳細な情報に基づく決定を行うことができます。たとえば、マッチングを行う際に、データ スチュワードはすべての候補を確認して、例外レコードが他の重複レコードかどうかを判断することができます。
注:

入力データに "CollectionNumber" というフィールドがない場合、このオプションは無効になります。

グループ化方法 [例外グループのすべてのレコードを返す] を選択した場合は、レコードをグループ化するフィールドを選択します。
注: 入力フィールド "CollectionNumber" は、「グループ化方法」機能に対して有効な選択肢ではないため、このリストには表示されません。
サービスを再検証 このデータフローからレコードを再検証するときに実行するサービスを選択します。
再検証後のアクション 再検証されたレコードを再処理するか、承認するかを指定します。
マッチング フィールドで例外レコードをマッチング マッチング フィールドを使用して、入力レコードをリポジトリ内の例外レコードとマッチングします。以前に例外を生成したが、現在は入力内で訂正されているレコードが入力に含まれている場合、このオプションを有効にします。

入力レコードは条件と照合され、次にリポジトリ内の既存の例外レコードとマッチングされます。入力レコードが条件を満たし、例外レコードとマッチする場合、その例外レコードはリポジトリから削除されます。入力レコードが条件を満たさず、例外レコードとマッチする場合、その例外レコードは更新され、リポジトリ内に維持されます。また、リポジトリ内に重複がある場合、更新されるのは、データフローごとに 1 つのマッチした例外のみです。そのデータフローのそれ以外の例外は削除されます。

単一レコードまたは小規模バッチ向けに最適化 [マッチング フィールドで例外レコードをマッチング] をオンにすると、このオプションが有効になります。このオプションがオフ (デフォルト) になっている場合、サーバーは、到着する例外レコードを処理する前に、現在のデータフローおよびステージに対する既存の例外レコードをすべてメモリ内に読み込みます。これは、リポジトリに少数の既存の例外レコードと多数の新しい例外レコードまたは更新がある場合に推奨されます。通常、このシナリオでは初期読み込みの時間が長くなり、必要なメモリ容量が増加します。毎日、毎週、または毎月の更新など、大規模なバッチの処理が高速化されます。

リポジトリに多数の既存例外レコードと比較的少数の新規例外レコードまたは更新がある場合は、入力レコードの読み取りのたびにサーバーがリポジトリにおける既存例外レコードの有無についてのクエリを実行するので、このオプションをオンにすることが推奨されます。通常、このシナリオでは初期読み込みの時間が短くなり、必要なメモリ容量が減少します。少数のレコードのリアルタイム処理が高速化されます。

マッチング フィールド リポジトリ内の例外フィールドとマッチングするキーの作成に使用するすべての入力フィールドのリストを示します。[マッチング フィールドで例外レコードをマッチング] チェック ボックスをオンした場合は、少なくとも 1 つのマッチング フィールドを定義する必要があります。