この手順では、サスペクト レコードがファイルやデータベースなどのソースからのもので、候補レコードが他の関係のないレコードを含むデータベースにある場合に、レコードをマッチングする方法について説明します。このデータフローは、各入力レコードについて、データベースでそのレコードの候補をクエリした後、Transactional Match ステージを使用してレコードをマッチングします。最後に、データフローはマッチング レコードのコレクションを出力ファイルに書き込みます。
注: Transactional Match は、サスペクト レコードと候補レコードの照合のみを行います。Intraflow Match のように、サスペクト レコードと他のサスペクト レコードとの照合は行いません。
Transactional Match ステージをキャンバスにドラッグし、Candidate Finder ステージをそれに接続します。
例えば、Read from File 入力ステージを使用している場合は、データフローは次のようになります。
Transactional Match では、サスペクト レコードを、Candidate Finder ステージから返される候補レコードと照合します。Transactional Match では、マッチング ルールを使用して、サスペクト レコードを、同じ候補グループ番号 (Candidate Finder で割り当てられる番号) を持つすべての候補レコードと比較して、重複を識別します。
Candidate Finder ステージで候補レコードを取得します。これらの候補レコードは、一連の潜在的なマッチとして、Transactional Match ステージで評価されます。
Transactional Match ステージは、サスペクト レコードを、Candidate Finder ステージから返された潜在的な候補レコードと照合します。Transactional Match では、マッチング ルールを使用して、サスペクト レコードを、同じ候補グループ番号 (Candidate Finder で割り当てられる番号) を持つすべての候補レコードと比較して、重複を識別します。この例では、Transactional Match は LastName と AddressLine1 を比較します。
Output ステージは、API または Web サービスの応答を使用してデータフローの結果を返します。