出力ステージ (シンク)

出力ステージは、シンクまたは Write-to ステージとも呼ばれます

フローの出力を定義するには、"シンク" ステージを使用します。シンクは、フローの最後のステージです。シンクでは、フローの出力で行う操作を定義します。また、シンクにより、フローの最後に、プログラムの実行といったその他のアクションを実行できます。
注: このバージョンの Flow Designer で、入力に使用したり、出力を書き込んだりできるファイルは、Spectrum サーバーにあるファイルのみです。現時点では、ローカルの入力ファイルと出力ファイルはサポートされていません。

ジョブの出力

ジョブの出力は、ファイルまたはデータベースに書き込むことができます。Spectrum™ Technology Platform では、データの出力先としてさまざまなファイル形式やデータベース タイプを指定できます。出力先として指定できるシンクの種類は、どのモジュールについてライセンスを取得しているかによって異なります。お使いのモジュールに対応するソリューション ガイドについては、support.pb.com/spectrum を参照してください。

サービスの出力

サービスからのデータ出力は、出力ステージで定義されます。このステージでは、サービスから Web サービス リクエストや API 呼び出しへの応答として返されるすべてのフィールドを定義します。

その他の出力ステージ

その他の出力シンク ステージは次のとおりです。

  • Terminate Job – ジョブを、あるポイントで、または特定の理由で停止する場合にフローに追加します。
  • Write to Null – 指定されたフロー処理の条件に従って不要とされたレコードをカウントし、その後破棄します。データフローの終了後に残さないレコードがある場合は、このステージを使用します。
  • Write to XML – 他のプロセスやフローが使用できる XML 形式の出力ファイルに、出力を送信します。

こうした、その他のシンク ステージでは、設定は行えません。