重要: カスタム レポートを生成するときには、レポートに使用するファイルを参照するステージが、Spectrum サーバー、または別のファイル サーバーにあることを確認します。Spectrum サーバーは、ローカル ファイルにアクセスして、カスタム レポートを生成することはできません。
Spectrum™ Technology Platform モジュールには、基本レポートに役立つレポートが付属しています。しかし、標準レポートでは対応できないレポート要件がある場合、独自のカスタム レポートを作成してフローに含めることができます。
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任意のレポート設計ツールを使用して、レポート テンプレートを作成します。設計ツールは、JasperReports 形式 (*.jrxml) でレポートをエクスポートできるものでなければなりません。
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*.jrxmlファイルを、Spectrum™ Technology Platform サーバーの server\import フォルダにコピーします。
数秒でレポート テンプレートがシステムにインポートされ、Enterprise Designer で使用可能になります。
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Enterprise Designer において、カスタム レポートを追加するジョブを開きます。
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ウィンドウ左側の [パレット] の下で [レポート] をクリックします。
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カスタム レポートをキャンバスにドラッグします。
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次のいずれかのタスクを実行して、レポートのデータ ソースを指定します。
オプション | 説明 |
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フローの入力に関するレポートを作成する場合 |
次に示すように、グレーのひし形のレポート ポートを使用して、レポートを作成するソース ステージにレポートを接続します。
レポートは、フローの入力データを基に処理され、フロー内で発生する処理の影響を受けません。 |
フローの出力に関するレポートを作成する場合 |
次に示すようにグレーのひし形のレポート ポートを使用して、レポートを作成するシンク ステージにレポートを接続します。
レポートは、フローの出力データを基に処理され、フローがデータに与えた影響を反映したものになります。 |
レポート テンプレートに埋め込まれたクエリを使用する場合 |
レポート テンプレートにおいて、JRXML ファイルの <queryString> 要素の中に SQL クエリが埋め込まれている場合、レポート アイコンをダブルクリックして、[組み込みクエリの使用] ボックスをオンにしてから、クエリに使用するデータベース接続を選択します。 注: データベース接続を定義する必要がある場合は、Management Console を開き、[リソース]、[接続] の順に選択します。 |
以下に示すように、複数のレポートを 1 つのソースまたはシンクに接続できます。
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レポートにユーザ定義パラメータが含まれる場合は、
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キャンバス上のレポート アイコンをダブルクリックします。
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[パラメータ] タブで、レポートのユーザ定義パラメータに使用する値を指定します。
- オプション:
必要な場合は、チャネルを右クリックし、ソースまたはシンクからのフィールドをレポート内のフィールドにマップします。