シンクとしてのサブフローの使用

サブフローをフローの最終ステージに使用して、データをファイルまたはデータベースに書き込んだり、特定の処理を行ったデータを出力先に書き込んだりすることができます。複数のフローで再利用できるように設定した単一のシンクステージのように単純なサブフローを作成することも、何らかの方法でデータを処理した後に出力先に書き込む複雑なサブフローを作成することもできます。

Enterprise Designer で、[ファイル] > [新規作成] > [データフロー] > [サブフロー] を選択します。
Input ステージをパレットからキャンバスにドラッグします。
Input ステージをダブルクリックし、サブフローを使用するフローからサブフローが受け取るフィールドを追加します。
Input ステージを設定したら、目的の後処理を実行するために必要なその他のステージを追加します。
サブフローの終わりに適切なシンクを追加します。

例えば、Transformer ステージを使用して空白をトリムし、フィールドの大文字と小文字の区別を正規化してからデータベースに書き込むサブフローを作成した場合、サブフローは次のようになります。
[ファイル] > [保存] を選択し、サブフローを保存します。
[ファイル] > [エクスポーズ] を選択して、サブフローをフロー内に含めて使用できるようにします。
サブフローを含めるフロー内で、サブフローをパレットからキャンバス上にドラッグし、フロー内の最終ステージに接続します。

注: サブフローには Output ステージではなくシンクステージが含まれているため、サブフローアイコンには入力ポートしかありません。これは、フロー内のシンクとしてのみ使用できます。

これで、親フローが、シンクとして作成されたサブフローを使用するようになります。例えば、"Transform and Write to DB" というサブフローを作成して追加し、Geocode US Address ステージに接続する場合、フローは次のようになります。