データ タイプ

Spectrum™ Technology Platform では、さまざまな数値、文字列、および複合データ タイプがサポートされています。実行する処理の種類に応じて、これらのデータ タイプを使用できます。住所検証フローの場合は、文字列データ タイプだけで済ますこともできます。算術計算を含むフローの場合は、数値または Boolean データ タイプを使用できます。空間処理を実行するフローの場合は、複合データ タイプを使用できます。これらを組み合わせたフローの場合は、さまざまなデータ タイプを使用できます。

フィールドのデータ タイプの指定

次の場合にフィールドのデータ タイプを指定できます。
  • ソース ステージ: フローの開始時にデータ タイプを設定できます。これにより、後のフローでデータ タイプを変換しなくても済みます。Read from DB の場合はデータ タイプは自動的に選択されて変更できないことに注意してください。
  • シンク ステージ: データ タイプの指定により、フローから返るデータ フォーマットを制御できます。Write to DB の場合はデータ タイプは自動的に選択されて変更できないことに注意してください。
  • Transformer ステージ: カスタム スクリプトを使用する場合、このステージでデータ タイプを指定できます。
  • Math ステージと Group Statistics ステージ: これらのステージでは算術計算が実行されるので、特定の数値データ タイプの使用を選択すると、除算演算の精度など、計算の結果に影響する場合があります。ステージへの入力フィールドのデータ タイプとは異なるデータ タイプをフィールドに対して指定した場合、「*自動データ タイプ変換」で説明するように、下流のチャネルでフィールドが指定のタイプに自動的に変換されます。
注: 各ステージは異なるデータ タイプをサポートします。各ステージでサポートされるデータ タイプの詳細については、ステージ固有のドキュメントを参照してください。