Linux へのインストール時のバッファ サイズの競合の警告

Linux へのインストール時に、バッファ サイズの競合の警告が表示されることがあります。

Spectrum™ Technology Platform のインストール中に、Linux ソフトウェアのすべてのディストリビューション バージョンで以下の警告が表示されることがあります。

2019-12-06 01:37:36,317 WARN [NioChannelOptions] The configured tcp send buffer size conflicts
with the value actually being used by the socket and can lead to sub-optimal performance.
Configured 131072 bytes, actual 124928 bytes. On Linux look for kernel parameters 'net.ipv4.tcp_wmem'
and 'net.core.wmem_max'.This warning will only be shown once.

2019-12-06 01:37:36,320 WARN [NioChannelOptions] The configured tcp receive buffer size conflicts
with the value actually being used by the socket and can lead to sub-optimal performance.
Configured 131072 bytes, actual 124928 bytes. On Linux look for kernel parameters 'net.ipv4.tcp_rmem'
and 'net.core.rmem_max'.This warning will only be shown once.

これらは単なる警告であり、エラーではありません。これらの警告が表示されても、正常にソフトウェアがインストールされます。これらの警告が表示されないようにするには、/etc/sysctl.conf (一部のバージョンの Linux では /etc/sysctl.d/) の以下のパラメータ値を設定します。

net.core.rmem_max = 16777216
net.core.wmem_max = 16777216
net.ipv4.tcp_rmem = 4096 131072 16777216
net.ipv4.tcp_wmem = 4096 131072 16777216

これらの値は例として示すものであり、必須ではありません。システム上で既にこれらの値よりも大きな値が設定されていることがあります。これらの警告が表示されないようにするには、values net.ipv4.tcp_rmem および net.ipv4.tcp_wmem を設定します。