トランザクション データの移動 - アップグレードのみ
2019.1 のリリース時点で、当社は、トランザクション監査ログおよびフロー履歴データのメンテナンスおよびアクセス性の向上のために、こうしたデータを Neo4j から Elasticsearch に移行します。
注: 新規インストールの場合、この変更による影響はありません。
以前のバージョンの Spectrum からのアップグレードを実行する場合、アップグレード処理により、こうしたデータのすべてが次の 2 つの *.zip ファイルにエクスポートされます。
- Archive_Upgrade_18.2_history.zip
- Archive_Upgrade_18.2_audit.zip
重要: 巨大なエクスポート ファイルが作成されるのを避けるには、アップグレード処理を開始する前に、データの完全削除またはアーカイブを行ってください。
標準インストール (サーバーとデータベースが 1 台のマシン上にインストールされている) 環境では、アップグレード処理によってファイルが 1 つのディレクトリ (SpectrumDirectory/server/import) 内にエクスポートされます。Spectrum の初回起動時には、自動的にこのディレクトリからファイルのインポートが行われます。標準インストール環境では、手動の手順を行わなくてもこのタスクが完了します。
データベースのインストールがサーバーとは別に行われた個別インストール環境では、アップグレード処理に従い、これらのファイルをデータベース マシン (SpectrumDirectory/server/import) からサーバー マシン (SpectrumDirectory/server/import) に手動で移動する必要があります。サーバー マシンへの移動を完了すると、これらのファイルはサーバーの初回起動時に Spectrum によって自動的にインポートされます。
移動するデータの量によっては、初回の起動時にこのデータをシステムに戻して Elasticsearch リポジトリにインポートするのに、通常よりもかなりの時間がかかる場合があります。すべてのデータが正常にインポートされると、先ほどの *.zip ファイルは Spectrum によってサーバー マシンから自動的に削除されます。