ハブ アルゴリズム影響性

モデルで影響性アルゴリズムを実行し、モデル プロパティに各エンティティの結果を保存します。影響性アルゴリズムは、高得点エンティティとの関連性に基づくエンティティの重要性を測定します。

中心性アルゴリズムは、個々のエンティティと関係性における重要性と重要度を測定します。中心性アルゴリズムを実行する場合、アルゴリズムが返す値は要素の重要性を示します。影響性アルゴリズムは、固有ベクトル中心性を実装して、エンティティの遷移的な影響性または中心性を測定します。高得点エンティティと関連している場合、低得点エンティティと関連している場合よりも、あるエンティティに高い得点を与えることができます。高得点は、あるエンティティが、得点の高い別のエンティティと関係していることを意味します。

使用方法

hub algorithm influence --m model --d direction --p precision --wp weightProperty --lvsignificantLowValues --op outputProperty --w waitForComplete
必須引数説明
はい--m model

モデルを指定します。

いいえ--d directiondirection を次のいずれかに設定して、アルゴリズムを適用する方向を指定します。
in
エンティティにおける内部への関連性に基づいて結果を返します。
out
エンティティにおける外部への関連性に基づいて結果を返します。
both
エンティティにおける内部と外部、両方向への関連性に基づいて結果を返します。この値がデフォルトです。
いいえ--p precision

結果の精度を指定します。精度が低ければより正確な結果が返されますが、アルゴリズムの実行速度は遅くなります。この引数に設定できる値の範囲は 0.00001 ~ 0.1 です。デフォルト値は 0.01 です。

いいえ--wp weightProperty

関連性プロパティを指定します。これにより、関連性がどのくらい好ましくないかを測定できます。デフォルトでは、値が大きいほど、否定的な関連性が高まります。デフォルト設定は NULL です。

いいえ--lv significantLowValues関連性プロパティを重みとして使用している場合は、低い値を高い値よりも好ましいとするかどうかをこのプロパティで指定します。
true
重みとして使用する関連性プロパティで、低い値が高い値よりも好ましいとすることを指定します。例えば、プロパティがある種のランク付けシステムの場合、1 または第 1 位が最良の値と見なされます。また、プロパティが距離を示し、最短経路を決定するものである場合、5 マイルは 10 マイルより好ましいと見なされます。
false
重みとして使用する関連性プロパティで、高い値が低い値よりも好ましいとすることを指定します。この値がデフォルトです。
いいえ--op outputProperty

出力プロパティ名に、アルゴリズムの名前とは異なる名前を指定します。デフォルトは Influence です。

いいえ--w waitForComplete
同期モードにおいてジョブの完了を待つかどうかを指定します。
true
同期モードにおいてジョブの完了を待つように指定します。
false
同期モードにおいてジョブの完了を待たないように指定します。この値がデフォルトです。

次のコマンドにより、911 モデルでアルゴリズムが実行されます。

hub algorithm influence --m 911