循環走査

[検出] タブの [循環走査による結果を含める] オプションによって、各走査で複数回出現する要素を含めることができます。このチェック ボックスをオフにした場合、そのような要素は各走査で 1 回だけ返されます。

例えば、これまでと同じモデルを使用し、最初は Mohamed Atta が参加したミーティングのデータを検索していたが、その結果が得られた後に、特定のミーティングに対するすべての参加者を確認したいと思ったとします。最初のクエリは、次のようになります。

結果には、Mohamed Atta が 1999 年 12 月に Kandahar のミーティングに参加したことが示されます。ここで、このミーティングの他の参加者を確認しようと考えたとします。2 つめのクエリは、次のようになります。

[循環走査による結果を含める] チェック ボックスをオフにした場合は、Mohamed Atta の関連性は返されないことに注意してください。その関連性 (Person:Mohamed Atta->Attended->Meeting:Kandahar) は、クエリの最初のステップで既に走査済みであるためです。一方、[循環走査による結果を含める] チェック ボックスをオンにした場合は、Mohamed Atta の関連性が他の 3 人の参加者の関連性とともに返されます。