関連性の数を使用した制約の追加

クエリで、プロパティ値を含んだ式を使用してエンティティ タイプの結果数を制限できるのと同様に、[関連性の数] を使用して関連性タイプの結果数を制限できます。このフィールドでは、関連性に結び付けられた数量 (正確、最小、最大、範囲など) に基づいて検索条件を設定します。例えば、金融機関ではこの機能を使用して、取引額を増やせる可能性のある顧客を見極めることができます。口座を 1 つしか持っていない顧客を抽出し、他にどのような口座を勧めるのが適切かを判断します。このクエリは次のようなものになります。

Query customer with just one account

さらに、この条件が接続のどちらの端にも適用されるように設定できます。例えば、会社で過去 2 年間、無料の顧客セミナーを毎月開催し、退職口座に関する情報を提供してきたとします。最初の月は SIMPLE IRA (雇用主が提供する個人退職口座) の話題、次の月は Roth IRA (非課税で引き出し可能な個人退職口座) の話題といった具合です。販売促進の目的で、どのセミナーの参加者が最も多かったかを把握したいとします。また、顧客ベースの特定のセグメントにこのセミナーを宣伝すべきかどうかを判断するために、どの顧客が複数のイベントに参加しているかも把握したいとします。次のクエリは、1 人が 4 つ以上のイベントに参加したすべての個人エンティティおよびイベント エンティティを返します。

Person attended at least 4 events

次のクエリは、4 人以上が 1 つのイベントに参加したすべての個人エンティティおよびイベント エンティティを返します。

Person attended event that at least 4 people attended