[エンティティ] タブ

[エンティティ] タブを使用して、モデルに含めるエンティティを設定することができます。これらのエンティティはオブジェクトまたはイベントを表し、関連付けられたプロパティを持つことができます。関連付けられたプロパティも、エンティティを含めるモデルに保存できます。エンティティは、関連性を介して相互にリンクされます。このリンクは [関連性] タブで作成します。

  1. モデルの名前を [モデル] フィールドに入力します。
  2. [ID] ドロップダウンをクリックし、モデル用にエンティティを生成するために使用するデータを含むフィールドを選択します。
  3. エンティティのタイプがそれぞれのフィールドに含まれる場合は、[個別フィールドに入力] ボックスをオンにして、[タイプ] ドロップダウンで適切なフィールドを選択します。
  4. [内部インデックス] グリッドには、Import to Hub ステージで生成されたフィールドの一覧が表示されます。_stp_id フィールドには常にインデックスが付けられますが、_stp_label フィールドと _stp_type フィールドはオプションです。これらのフィールドには、大文字と小文字を区別して、あるいは区別しないで、インデックスを付けることができます。
  5. [フィールド名] グリッドには、エンティティ入力ファイルのすべてのフィールドが表示されます。データをモデルに含めたいフィールドの [含める] ボックスをクリックして、フィールドを選択します。
  6. モデル内でインデックスを付けたいフィールドの [インデックス] ボタンをクリックして、フィールドを選択します。モデル内のすべてのフィールドにインデックスを付けるのではなく、インデックスを付けるフィールドを選択すると、モデルへの書き込みの際にパフォーマンスが高速化します。ただし、インデックスが付けられていないモデル内のフィールドに対して後でクエリを行おうとすると、応答時間が遅くなります。例えば、Relationship Analysis Client のクエリ ツールの [開始エンティティの指定]オプションは、インデックスが付けられているプロパティに対してのみ機能します。インデックスが付けられていないプロパティは条件を使用してクエリできますが、パフォーマンスは遅くなります。
  7. [インデックス タイプ] 列で、大文字と小文字を区別してデータにインデックスを付けるか、大文字と小文字を区別しないでデータにインデックスを付けるかを選択できます。一般的に、[大文字と小文字を区別しない] を選択すると、検索の応答に時間がかかります。モデル内の個数がゼロの場合を除き、既存のプロパティの [インデックス タイプ] は変更できません。言い換えると、モデルにプロパティが含まれていても、モデルを構成するいずれのレコードでもそのプロパティが使用されていない場合は、インデックス タイプを変更できます。1 つ以上のレコードでそのプロパティが使用されている場合は、インデックス タイプを変更できません。
    注: _stp_id、_stp_type、および _stp_label プロパティは内部プロパティで、インデックスが付けられているフィールドのリストに常に表示されます。_stp_type と _stp_label は非選択にできますが、_stp_id にはインデックスが付けられている必要があります。ただし、インデックス タイプを完全一致にするか、大文字と小文字を区別しないかを指定できます。
  8. [関連性] タブをクリックして、モデルの作成を続行します。