モデル バックアップ用のポート番号の設定

このセクションでは、モデルへの自動割り当てと特定のモデル用の手動割り当てのどちらでも管理者がポート番号を変更できる方法を説明します。

サーバー上の他のポート割り当てとの競合を避けたりなくしたりするには、モデル バックアップ用のポート割り当てを設定します。

モデルに対してモデル バックアップ用ポートを自動的に割り当てる

この手順では、モデルへの自動割り当て用に一定の範囲のポート番号を割り当てる方法を示します。ポート番号は、モデルの作成またはモデルへのアクセスが行われたときに順次割り当てられます。

モデルのバックアップに使用するポート番号の範囲を指定します。モデルに割り当てられるポート番号は、ベース番号から始まり、モデルの作成またはモデルへのアクセスが行われるたびに 1 つずつカウントアップされます。ポート番号の範囲は、想定されるモデルの数よりも狭くしてはいけません。
  1. <Spectrum™ Technology Platform install path>/server/modules/hub/db/neo4j.properties ファイルを開きます。
  2. dbms.backup.address プロパティに使用可能なポート番号値の範囲を設定します。
    この範囲は、サーバー上にあるモデルの数よりも広くとる必要があります。必要に応じて、# 文字を削除してこの設定のコメント化を解除します。
    例: dbms.backup.address=:6372-6627
  3. ファイルを保存します。

モデルのモデル バックアップ用ポートを手動で割り当てる

この手順では、オンライン バックアップのためにポート番号をモデルに手動で割り当てる方法を示します。

  1. neo4j.properties ファイルを <Spectrum™ Technology Platform install path>/server/modules/hub/db から <Spectrum™ Technology Platforminstall path>/server/modules/hub/db/model.<model name> にコピーします。
  2. モデル固有のこのプロパティ ファイルを編集して、dbms.backup.address プロパティに明示的なポート番号を設定します。
    必要に応じて、# 文字を削除してこの設定のコメント化を解除し、単一のポート番号を指定します。
    例: dbms.backup.address=:6373
  3. ファイルを保存します。
注: hub/db/model.<model_name>/neo4j.properties でモデルに対して定義されているプロパティにより、デフォルトのファイル hub/db/neo4j.properties で定義されているプロパティ割り当てがオーバーライドされます。
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