[フィールド] タブ
[フィールド] タブでは、データフローの出力に返されるフィールドを指定できます。
注: カスタム クエリを作成する場合を除き、[フィールド] タブに入力する前に、[クエリ] タブに必要な情報を入力する必要があります。
クエリ ビルダを使用し、Dynamic Model フィールド タイプのフィールドがある場合には、そのステップに返されるフィールドの名前を変更できます。これを行うには、ステップを選択し、[変更] をクリックします。これによって、[フィールドの変更] ダイアログ ボックスが開き、選択したステップの結果にマッピングされるフィールドとプロパティがグリッドに表示されます。同様に、このデータの構造は、[クエリ] タブでリスト出力を選択したかどうか、およびそこで入力したステップのパスと名前によって決まります。
カスタム クエリを作成する場合は、クエリのフィールドを追加、変更、削除できます。
カスタム クエリにフィールドを追加するには、以下の手順に従います。
- [追加] をクリックして、[フィールドの追加] ダイアログ ボックスを表示します。
- 追加する出力フィールドのタイプを [フィールド タイプ] ドロップダウン ボックスから選択します。次のデータ タイプがサポートされています。
- bigdecimal
- 小数点以下 38 桁の精度をサポートする数値データ タイプ。高い精度が必要な算術計算で使用されるデータ (特に金融データ) には、このデータ タイプを使用してください。bigdecimal データ タイプは、double データ タイプより正確な計算をサポートします。
- boolean
- true と false の 2 つの値を持つ論理タイプ。
- date
- 月、日、年を含むデータ タイプ。例: 2012-01-30、January 30, 2012。デフォルトの日付の形式は Management Console で指定できます。
- datetime
- 月、日、年、時、分、秒を含むデータ タイプ。例: 2012/01/30 6:15 PM。
- double
- 正と負の倍精度数を含む数値データ タイプ。値の範囲は、2-1074 ～ (2-2-52)×21023。指数表記すると、値の範囲は、4.9E-324 ～ 1.7976931348623157E308 となります。指数表記については、en.wikipedia.org/wiki/Scientific_notation#E_notation を参照してください。
- float
- 正と負の単精度数を含む数値データ タイプ。値の範囲は、2-149 ～ (2-223)×2127。指数表記すると、値の範囲は、1.4E-45 ～ 3.4028235E38 となります。指数表記については、en.wikipedia.org/wiki/Scientific_notation#E_notation を参照してください。
- integer
- 正と負の整数を含む数値データ タイプ。値の範囲は、-231 (-2,147,483,648) ～ 231-1 (2,147,483,647)。
- long
- 正と負の整数を含む数値データ タイプ。値の範囲は、-263 (-9,223,372,036,854,775,808) ～ 263-1 (9,223,372,036,854,775,807)。
- string
- 文字シーケンス。
- time
- 時刻を含むデータ タイプ。例: 21:15:59 or 9:15:59 PM。
必要なら、新しいユーザ定義のカスタム データ タイプを追加することもできます。他のデータ タイプとして、定義済みの任意のデータ タイプのリストを新しいタイプとすることができます (ただし、ほとんどのタイプは、ドロップダウン ボックスから選択して [リスト] チェック ボックスをオンにできます)。
- モデルのクエリの実行対象とするフィールドの [フィールド名] を入力します。
- 出力を階層形式で返すには、[リスト] をオンにします。出力フィールドに接頭辞を追加するには、これをオフのままにします。
- フィールドの追加を完了したら、[キャンセル] をクリックします。
- [OK] をクリックします。