ツリーマップの使用

ツリーマップは、データを階層的に示すもので、個々の正方形と長方形が集まって全体を構成します。各長方形のサイズと色は、モデルにおけるそれぞれの値と影響を反映しており、特定のブロックの上にマウス ポインタを乗せると、マップの作成元となったデータが表示されます。例えば、保険金詐欺の疑いがあるデータのモデルを調べている場合、次の条件を選択できます。
  • エンティティ
  • BusinessName でグループ化
  • すべてを含むグループ
  • 企業名の値が _stp_degree
これらの設定によって、被雇用者による補償請求が行われている各企業を表すブロックからなるツリーマップが表示されます。16 件の請求からなるモデルでは、8 件の請求がある企業のブロックはツリーマップの半分を占め、4 件の請求がある企業はマップの 1/4 を占め、2 件の請求がある企業はそれぞれマップの 1/8 を占めます。最初の企業のブロックの上にマウス ポインタを乗せると、その企業名と "8" が表示され、2 番目の企業のブロックの上にマウス ポインタを乗せると、その企業名と "4" が表示されます。
  1. [エンティティ] または [関連性] を選択します。
  2. [グループ化方法] ドロップダウンでプロパティを選択します。特定のプロパティに基づいてツリーマップを生成したくない場合は、<なし> を選択することもできます。
  3. [グループ] ドロップダウンで、そのプロパティ内のどのグループをツリーマップに含めるかを指定します。ステップ 2 で <なし> を選択した場合、このフィールドは表示されません。
  4. [値] フィールドで、ツリーマップに入る方向の数を含めるか、出る方向の数を含めるか、あるいは両方を含めるかを選択します。
  5. チェック マーク アイコンをクリックします。

[グラフ] > [ツリーマップ] を選択し、ステップ 1 ~ 5 を繰り返して、追加のツリーマップを作成できます。ただし、既存のツリーマップから新しい条件を選択してチェック マーク アイコンをクリックすると、既存のツリーマップの代わりに新しいツリーマップが表示されます。