[関連性] タブ

この手順で説明する情報を指定して、モデルの関連性を作成します。

[関連性] タブでは、ソースとターゲットのエンティティの間に関連性を作成する方法を設定できます。これらの関連性は 2 つのエンティティの間の関係 (例: 「John は Mary を知っている」) を表します。

  1. [追加] をクリックします。
  2. 関連性のソースとなるエンティティを [ソース] フィールドで選択します。
  3. 関連性に設定する適切なラベル タイプ ([文字列] または [フィールド]) をクリックします。文字列の場合は、下にあるテキスト ボックスに文字列を入力します。フィールドの場合は、ドロップダウン ボックスで、この関連性のラベルの生成に使うフィールドを選択します。
  4. オプション: ソースとターゲットのエンティティの間に複数の関連性を作成できるようにする場合は、[一意の ID に基づく複数の関連性を許可する] ボックスをクリックし、関連性のベースとなるフィールドをドロップダウン ボックスで選択します。
  5. 関連性のターゲットとなるエンティティを [ターゲット] フィールドで選択します。
  6. [プロパティ] タブでは、作成する関連性に含めるプロパティを定義します。
    例えば、"医師" および "患者" というエンティティ タイプの間に "受診" という関連性を作成している場合は、プロパティとして日付と診断を選択することが考えられます。何を使用してプロパティを定義するかによって、[入力] または [メタデータ] を選択できます。モデルにメタデータが含まれていない場合は、[メタデータ] のオプションは無効になります。
    オプション説明
    入力 グリッドの [フィールド] 列に入力フィールドが表示されます。各入力フィールドに対して行が 1 つあります。関連性のプロパティとして含めるフィールドを、そのフィールドの [含める] チェック ボックスをオンにすることによって選択します。[名前] 列には、モデルに含めるプロパティの名前が表示されます。デフォルトで入力フィールド名が表示されますが、[名前] ドロップダウンから任意のプロパティを選択するか、手動で名前を入力することができます。
    メタデータ グリッドの [名前] 列にそのメタデータのプロパティが表示されます。各プロパティに対して行が 1 つあります。表示されるプロパティは、既知の関連性を定義しているかどうかによって決まります。既知の関連性である場合、[名前] 列にその関連性に固有のプロパティが表示されます。既知の関連性でない場合は、モデル内のすべてのプロパティの一覧が [名前] 列に表示されます。関連性のプロパティを、そのプロパティの [含める] チェック ボックスをオンにすることによって選択します。[フィールド] 列には、入力フィールドの名前が表示されます。それにプロパティをマッピングしたり、そのデータを使用してプロパティを設定することができます。入力フィールドがプロパティ名と一致する場合は、自動的にマッピングが行われ、[含める] チェック ボックスがオンになります。
  7. オプション: [追加] をクリックして、新しい条件を追加します。
    [条件] タブで、ソースとターゲットのエンティティの間に関連性を作成するタイミングをコントロールする条件を指定します。
    1. 最初の条件を作成している場合、[論理演算子] フィールドはグレー表示されます。以降の条件を作成している場合は、この条件を前の条件と併用するか、前の条件の代わりに使用するかを指定します。
    2. 条件のベースとなる要素を [データ ソース] フィールドで選択します。
    3. 条件のベースとなるフィールドを [フィールド名] フィールドで選択します。
    4. 条件の演算子を [演算子] フィールドで選択します。
    5. 条件の値を [値] フィールドに入力し、[追加] をクリックします。
    6. ステップ 7.a7.e を繰り返して他の条件を追加します。
    7. 条件の追加が完了したら、[閉じる] をクリックします。
    この手順を完了すると、[条件を追加] ダイアログが表示されます。
  8. [更新] タブをクリックします。
  9. プロパティの更新と上書きに関する適切なアクションを選択します。
    作成された関連性は、その後、Write to Graph ステージにソースおよびターゲットの ID がそれと同じデータが入力されると更新されます。この選択によって、Write to Graph による更新の方法が決定されます。
    オプション説明
    プロパティを常に更新する プロパティを最新の情報で常に更新します。これには null または空文字列による更新も含まれます。
    すべての入力が null の場合を除き、プロパティを更新する 選択したプロパティに対応する入力フィールドがすべて null でない限り、常にプロパティを更新します。
    プロパティを空の入力データで上書きしない 入力が null または空文字列でない限り、プロパティを常に更新します。
    空ではないプロパティを上書きしない 空でないデータが設定されたプロパティを更新しません。
  10. [追加] をクリックします。
  11. ステップ 110 を繰り返して他の関連性を追加します。
  12. 関連性の追加が完了したら、[閉じる] をクリックします。