参考になる用語

次の表に、エンティティ作成におけるガバナンスとコラボレーションに関連するいくつかの用語の詳しい説明を示します。


語	説明
ワークフロー	定義: 必要な承認のレベル各種承認レベルの役割指定されたレベルの各承認者が提案または承認に関して振り返りが必要な日数注: Management Console でワークフローを定義できます。承認フローの作成については、管理ガイドのエンティティの承認フローを参照してください。
Roles	役割はワークフローの構成要素です。ワークフローのすべてのレベルには、1 つ以上の役割を付与できます。以下の 2 つは、Management Console の [役割] ページにある事前設定された役割です。スチュワード: エンティティに対する CRUD の各権限を持ちます。必要に応じて、エンティティの作成、変更、削除を行います。所有者: エンティティ所有者は、エンティティのレビュアーかつ承認者です。エンティティに対する表示と実行の権限を持ちます。エンティティの作成、変更、削除を自ら行うことはできません。また、以下のアクションをスチュワードに示唆します。レビュー後: 未承認のエンティティは、提案とともにデータスチュワードキューに戻されます。エンティティが承認されると、承認フローで次に定義されている役割のキューに移動します。注: 役割の設定は、Management Console で行えます。役割の作成については、管理ガイドのManagement Console での役割の作成を参照してください。
ユーザ	ユーザは役割にマッピングされます。どの役割にも複数のユーザをマッピングできます。ユーザは、各自に割り当てられている役割に基づき、エンティティに対するアクションを実行します。エンティティをワークフローの次のレベルに移動するには、ある役割にマッピングされている複数のユーザのうち 1 人だけがエンティティに対してアクションを行う必要があります。注: ユーザの定義と、定義済みユーザの役割へのマッピングは、Management Console で行います。ユーザの作成とユーザへの役割のマッピングについては、管理ガイドのManagement Console を用いたユーザの追加を参照してください。
通知	通知には次の 2 つのタイプがあります。メール通知: ワークフローの各ステージで、関連する利害関係者に送信されます。詳細については、「メール通知」を参照してください。タグ付き通知: 特定のユーザ向けに作成され、そうしたユーザのダッシュボードの [通知] パネルに表示されます。ユーザが通知内のエンティティ名をクリックすると、メッセージ全体が表示されます。
コメント	エンティティをあるステージから別のステージに移動する際に、入力が必要な説明です。コラボレーションに役立ちます。コメントは、バージョンのオーバーライドがあっても削除されません。履歴データとして保存されます。
エンティティのバージョン	エンティティのバージョンは、新しいバージョンによってワークフロー全体が完了した場合にのみ変更されます。古いバージョンは、コメントとともにアーカイブされます。古いバージョンは、[用語集エンティティの詳細] ページの履歴タブで確認できます。
Business Glossary ダッシュボード	各ユーザにマッピングされている役割に基づき、あらゆるユーザ向けにカスタマイズされます。そのユーザのキュー内にあるエンティティの詳細を確認できます。