erm createpointupdate
使用方法
erm createpointupdate --datasource db_resource --point "x,y,coordsys" --exclude --velocity velocity_value --velocityunit velocity_unit --velocityadjustment velocity_adjustment_value --velocitypercentage velocity_percentage_value必須 | 引数 | 説明 |
---|---|---|
はい | --datasource db_resource |
データをオーバーライドするデータベース リソースの名前を指定します。既存のルーティング データベース リソースの一覧を表示するには、ermdb list コマンドを使用します。 |
はい | --point "x,y,coordsys" |
最も近いセグメントの情報をオーバーライドするポイントを指定します。ポイントは、"x,y,coordsys" という形式で指定します。ここで、coordsys はポイントの座標系です。 |
いいえ | --exclude |
true に設定された場合、指定されたポイントをすべてのルート計算から除外します。コマンドにこのパラメータを含めることにより、そのポイントを除外するかどうかを指定します。除外しない場合は、--exclude の後に false を追加します。 |
いいえ | --velocity velocity_value |
速度更新を定義します。新しい速度を指定することにより、ポイントの新しい速度を指定します。velocityunit パラメータを指定しない限り、デフォルトの単位は mph (マイル/時) です。 |
いいえ | --velocityunit velocity_unit |
velocity または velocityadjustment オーバーライドの速度単位を定義します。デフォルトは mph (マイル/時) です。速度更新の場合、速度単位には kph (キロメートル/時)、mps (メートル/秒)、mph (マイル/時) のいずれかの値を指定できます。 |
いいえ | --velocityadjustment velocity_adjustment_value |
速度更新を定義します。速度 (単位と値) の変更を指定することにより、ポイントの速度の変化を定義します。速度値は増加 (正の値) または減少 (負の値) させることができます。velocityunit パラメータを指定しない限り、デフォルトの単位は mph (マイル/時) です。 |
いいえ | --velocitypercentage velocity_percentage_value |
速度更新を定義します。速度を増加 (正の値) または減少 (負の値) させる割合を指定することにより、ポイントの速度の増加を定義します。 |
例
この例では、サーバー上に設定されている US_NE データベース リソースから、ポイントの速度を 15 mph にオーバーライドします。
erm createpointupdate --datasource US_NE --point "-72,40,epsg:4326" --velocity 15 --velocityunit mphこの例では、サーバー上に設定されている US_NE データベース リソースから、指定されたポイントを除外します。
erm createpointupdate --datasource US_NE --point "-72,40,epsg:4326" --exclude trueこの例では、サーバー上に設定されている US_NE データベース リソースから、ポイントの速度を 45 kph だけ増加させてオーバーライドします。
erm createpointupdate --datasource US_NE --point "-72,40,epsg:4326" --velocityadjustment 45 --velocityunit kphこの例では、サーバー上に設定されている US_NE データベース リソースから、ポイントの速度を 60% だけ減少させてオーバーライドします。
erm createpointupdate --datasource US_NE --point "-72,40,epsg:4326" --velocitypercentage -60