erm getpointdata

注: 管理ユーティリティをインストールして実行する手順については、「管理ユーティリティを使用する前に」を参照してください。
erm getpointdata コマンドは、ポイントに対するセグメント情報を返します。指定されたポイントに最も近い 1 つ以上のセグメントが返されます。返される情報のタイプとしては、セグメント ID、道路タイプ、長さ、速度、方向、時間、道路名があります。このコマンドを使うには、Spatial モジュールがインストールされている必要があります。

使用方法

erm getpointdata --datasource db_resource --point "x,y,coordsys"
注: パラメータのリストを表示するには、“help erm getpointdata” と入力します。
必須引数説明
はい--datasource db_resource

データを返すデータベース リソースの名前を指定します。既存のルーティング データベース リソースの一覧を表示するには、ermdb list コマンドを使用します。

はい--point "x,y,coordsys"

最も近いセグメントの情報を返すポイントを指定します。ポイントは、"x,y,coordsys" という形式で指定します。ここで、coordsys はポイントの座標系です。

この例では、サーバー上に設定されている US_NE データベース リソースから、指定されたポイントに最も近いセグメントのデータを返します。

erm getpointdata --datasource US_NE --point "-72,40,epsg:4326"