erm resetpointupdate

注: 管理ユーティリティをインストールして実行する手順については、「管理ユーティリティを使用する前に」を参照してください。
erm resetpointupdate コマンドは、データの元の状態に対するオーバーライドがあれば、それを返します。このコマンドを使うには、Spatial モジュールがインストールされている必要があります。

使用方法

erm resetpointupdate--datasourcedb_resource--point"x,y,coordsys"--resettypereset_type
注: パラメータのリストを表示するには、“help erm resetpointupdate” と入力します。
必須引数説明
はい--datasource db_resource

オーバーライドを持つデータベース リソースの名前を指定します。既存のルーティング データベース リソースの一覧を表示するには、ermdb list コマンドを使用します。

はい--point "x,y,coordsys"

既存のオーバーライドが位置するポイントを指定します。ポイントは、"x,y,coordsys" という形式で指定します。ここで、coordsys はポイントの座標系です。

はい--resettype reset_type

削除 (取り消し) するオーバーライドのタイプです。

速度
速度更新を削除します。
除外
除外更新を削除します。

この例では、指定されたポイントの既存の除外オーバーライドを、サーバー上に設定されている US_NE データベース リソースからリセットします。

erm resetpointupdate --datasource US_NE --point "-72,40,epsg:4326" --resettype exclude