ermdb add

注: 管理ユーティリティをインストールして実行する手順については、「管理ユーティリティを使用する前に」を参照してください。
ermdb add コマンドは、新しいルーティング データベース リソースをサーバー上に作成します。このコマンドを使うには、Spatial モジュールがインストールされている必要があります。
注: ermdb add コマンドでは、追加する各データベースに対して一意の名前を使用する必要があります。

使用方法

ermdb add --name database_name --poolsize pool_size --path database_path --mn minimum_memory_size --mx maximum_memory_size
注: パラメータのリストを表示するには、“help ermdb add” と入力します。
必須引数説明
はい--name or --n database_name追加するデータベース リソースの名前を指定します。名前は、サーバー上で一意でなければなりません。既存のルーティング データベース リソースの一覧を表示するには、ermdb list コマンドを使用します。
いいえ--poolsize or --s pool_sizeデータベースで処理する同時要求の最大数を指定します。指定しない場合のデフォルト値は 4 です。同時要求数としては、1 ~ 128 の任意の整数が指定可能です。
はい--path database_pathファイル サーバー上のルーティング データベースの場所を指定します。
いいえ--mn or --minMem minimum_memory_sizeこのデータベースに割りてられるメモリの最小サイズを定義します。この値は、 --mx で設定された値と同じか、それより小さい必要があります。
いいえ--mx or --maxMem maximum_memory_sizeこのデータベースに割りてられるメモリの最大サイズを定義します。この値は 0 より大きく、なおかつ 65536 MB より小さい必要があります。

この例では、データベース リソース US を E:/ERM-US/2019.09/driving/south からサーバーに追加します。

ermdb add --name US --poolsize 10 --path E:/ERM-US/2019.09/driving/south --mn 1200 --mx 65536