limrepo export

注: 管理ユーティリティをインストールして実行する手順については、「管理ユーティリティを使用する前に」を参照してください。

limrepo export コマンドは、名前付きリソース (名前付きテーブルなど) を Spectrum Spatial リポジトリからローカル ファイル システムへエクスポートします。このコマンドを使うには、Spatial モジュールがインストールされている必要があります。

リソースはリポジトリのフル パスでターゲットのフォルダにエクスポートされます。例えば、limrepo export --s /Samples/NamedTables --o C:\export を実行すると、NamedTables フォルダ (ディレクトリ) の下の各名前付きテーブルに対して、C:\export\Samples\NamedTables\WorldTable などが作成されます。
注: limrepo export コマンドは必ず、空のフォルダを含むすべてのフォルダを再帰的にエクスポートします。

使用方法

limrepo export--sSourceRepositoryPath--oOutputFilePath
注: パラメータのリストを表示するには、“help limrepo export” と入力します。
必須引数説明
はい--s or sourceエクスポートするリソースまたはフォルダへのパスを指定します。
はい--o or outputエクスポート先のローカル ファイル システム上のフォルダへのパスを指定します。新規フォルダでも既存フォルダでもかまいませんが、既存フォルダの場合は中身を空にしておく必要があります。空でない場合、エクスポートは失敗します。
いいえ--q or --quietエクスポート中にコピー済みリソースの表示を無効にします (すなわち、クワイエット モードで動作します)。

このフラグを指定した場合のデフォルト値は true です。このフラグを指定しない場合のデフォルト値は false です。

いいえ--f or --fullpathsエクスポート元と出力先のフル パスをプリントします。

このフラグを指定した場合のデフォルト値は true です。このフラグを指定しない場合のデフォルト値は false です。

いいえ--r or --recursiveサブフォルダ (指定されたエクスポート元フォルダの下にあるフォルダ) を再帰的にエクスポートします。
true

指定されたフォルダにあるすべてのファイルと、すべてのサブフォルダにあるファイルをエクスポートします。このフラグを指定しない場合、または値を設定しないでこのフラグを指定した場合、この動作がデフォルト設定です。

false

指定されたフォルダにあるファイルのみをエクスポートします (サブフォルダをエクスポートしません)。

false を指定すると、エクスポートされていないリソースを参照する名前付きリソースがエクスポート対象に含まれる可能性が高くなります。このフラグを使用するには、極めて注意する必要があります。リポジトリのすべての関連性を把握したユーザが使用してください。

いいえ--c or --continueonerrorエラーが発生した場合もエクスポートを続行します。

このフラグを指定した場合のデフォルト値は true です。このフラグを指定しない場合のデフォルト値は false です。

いいえ--a or --aclエクスポートするリソースの既存の権限をローカル ファイル システム上のエクスポート先ファイルでも維持します。アクセス制御リスト (ACL) は、ユーザーまたは役割が名前付きリソースに実行できる操作 (作成、表示、編集、削除など) を定義します。

このフラグを指定した場合のデフォルト値は true です。このフラグを指定しない場合のデフォルト値は false です。

この例は、リポジトリの \Samples フォルダにある名前付きリソースをローカル ファイル システムの C:\myrepository\samples にエクスポートします。

limrepo export --s /Samples --o C:\myrepository\samples