limrepo mwsimport

注: 管理ユーティリティをインストールして実行する手順については、「管理ユーティリティを使用する前に」を参照してください。

limrepo mwsimport 管理ユーティリティの Spectrum™ Technology Platform により、MapInfo Pro または MapXtreme Workspace Manager で作成された MapInfo Workspace (MWS) ファイル内のマップを Spectrum Spatial リポジトリにプロビジョニングすることができます。インポートにより、名前付きマップとそのすべての従属リソース (レイヤ、テーブル、接続) が作成されます。接続には、マップ名に 'Connection’ を付加した名前が付けられます。名前付きテーブルと名前付きレイヤは、サブフォルダに作成されます (それぞれ、NamedTables と NamedLayers)。

このコマンドを使うには、Spatial モジュールがインストールされている必要があります。

使用方法

limrepo mwsimport --s MWSFilePath --o Output --p ServerPath
注: パラメータのリストを表示するには、“help limrepo mwsimport” と入力します。
必須引数説明
はい--s or source

ローカル ファイル システムからインポートする MWS ファイルへのパスを指定します。

はい--o or output

リポジトリ上の名前付きマップへのパスを指定します。すべてのリソースが、名前付きマップとして同じフォルダ内に作成されます。

はい--p or pathデータが配置されているサーバー上の場所へのファイル パスを指定します。このパス を使用して名前付き接続が作成され、この名前付き接続は、作成されるすべての名前付きテーブルによって参照されます 。これらのテーブルは、その名前付き接続への相対ファイル パスを使用します 。
いいえ--l or localMWS にサーバー ファイル システム上に存在しないファイル システムが含まれる場合に、データが配置されているローカル ファイル システム上の場所へのファイル パスを指定します 。指定した値 が MWS ファイル内に出現すると、それが指定したサーバー パスで置き換えられます。 MWS ファイルの中に部分パスがある場合は、これは不要です。MapXtreme で作成されたものならば通常、MWS ファイルの中に部分パスがあります 。

この例では、D: ドライブ上の MWS ファイルをインポートし (サーバー上のデータは C:\mydata に存在します)、名前付きリソースをリポジトリ内の /Europe/Countries に配置します。

limrepo mwsimport --s D:\europe.mws --o /Europe/Countries --p C:\mydata

結果

以下の名前付きリソースが作成されます。

/Europe/Countries/Europe (名前付きマップ)
/Europe/Countries/EuropeConnection (名前付き接続)
/Europe/Countries/NamedTables/austria (名前付きテーブル
/Europe/Countries/NamedTables/belgium (名前付きテーブル)
.
/Europe/Countries/NamedLayers/austria (名前付きレイヤ)
/Europe/Countries/NamedLayers/belgium (名前付きレイヤ)
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