Management Console での役割の作成
役割とは、ユーザに割り当てる権限の集合です。Spectrum™ Technology Platform にあらかじめ定義されている役割が組織のニーズに合わない場合は、独自の役割を作成できます。
- Management Console を開きます。
- [システム] > [セキュリティ] を選択します。
- [役割] をクリックします。
- [追加] ボタン をクリックします。ヒント: 既存の役割とよく似た役割を作成する場合は、コピーしたい役割の横にあるチェックボックスをオンにしてからコピー ボタン をクリックすると、既存の役割のコピーを作成できます。続いて、その新しい役割を編集してから以下の手順に進みます。
- [役割名] フィールドに、この役割に付与する名前を入力します。任意の名前にすることができます。
- オプション:
セキュア エンティティ タイプの一覧は長くなることがあり、その場合は、セキュア エンティティ タイプの特定のグループのみを表示することもできます。同じ権限をグループ内のすべてのエンティティに適用する場合は、その特定のグループのみを表示すると便利です。例えば、すべてのデータベース リソースから変更権限を削除する場合は、フィルタリングしてデータベース リソース グループのみを表示できます。1 つのグループのみを表示して変更するには:
- [グループのフィルタリングを有効にする] ボックスをオンにします。
- [グループ] 列のヘッダにある漏斗(ろうと)アイコンをクリックし、表示するグループを選択します。
- 適用する権限の列ヘッダにあるボックスをオンまたはオフにします。
- セキュア エンティティ タイプの完全な一覧に戻るには、フィルタ アイコンをクリックし、[(すべて)] を選択して、[グループのフィルタリングを有効にする] ボックスをオフにします。
-
各エンティティ タイプに付与する権限を選択します。権限は以下のとおりです。
- ビュー
- ユーザは、エンティティ タイプに含まれるエンティティを表示できます。例えば、JDBC 接続エンティティ タイプに対する表示権限を許可すると、この役割を持つユーザは Management Console でデータベース接続を表示できます。
- 変更
- ユーザは、エンティティ タイプに含まれるエンティティを変更できます。例えば、JDBC 接続エンティティ タイプに対する変更権限を許可すると、この役割を持つユーザは Management Console でデータベース接続を変更できます。
- 作成
- ユーザは、このエンティティ タイプのカテゴリに分類されるエンティティを作成できます。例えば、JDBC 接続エンティティ タイプに対する作成権限を許可すると、この役割を持つユーザは Management Console で新しいデータベース接続を作成できます。
- 削除
- ユーザは、エンティティ タイプに含まれるエンティティを削除できます。例えば、JDBC 接続エンティティ タイプに対する削除権限を許可すると、この役割を持つユーザは Management Console でデータベース接続を削除できます。
- 実行
- ユーザは、ジョブ、サービス、プロセス フローの処理を開始できます。例えば、ジョブ エンティティ タイプに対する実行権限を許可すると、この役割を持つユーザはバッチ ジョブを実行できます。例えば、サービス エンティティ タイプに対する実行権限を許可すると、この役割を持つユーザは Spectrum™ Technology Platform 上で実行されるサービスに API または Web サービスを介してアクセスできます。
- [保存] をクリックします。
これで、ユーザに役割を割り当てることができます。