セキュア エンティティ タイプ - プラットフォーム

エンティティ タイプとは、アクセスを付与または拒否するアイテムのカテゴリです。

"データフロー" というエンティティ タイプを想定します。システム上のすべてのデータフローに対する権限は、このエンティティ タイプによって制御されます。プラットフォーム エンティティ タイプは、Spectrum™ Technology Platform のすべてのインストールに適用され、モジュール固有のエンティティ タイプは、その特定のモジュールをインストールした場合にのみ適用されます。プラットフォームレベルのエンティティ タイプを以下に示します。

監査ログ
Management Console の [システム] > [ログ] > [監査ログ] エリアへのアクセスを制御します。
データフロー
Enterprise Designer ですべてのデータフロー (ジョブ、サービス、およびサブフロー) へのアクセスを制御します。
注: 編集権限がないユーザには、エクスポーズされたバージョンと最終保存バージョンのみが Enterprise Designer の[バージョン] ウィンドウに表示されます。
データフロー - エクスポーズ
データフローを実行のために使用可能にできるかどうかを制御します。
注: データフローの最終保存バージョン (Enterprise Designer の [バージョン] ウィンドウで常に最上位にあるバージョン) をエクスポーズするためには、ユーザが [データフロー - エクスポーズ] セキュア エンティティ タイプに対する編集権限に加えて [データフロー] セキュア エンティティ タイプに対する編集権限も持っている必要があります。最終保存バージョンは、エクスポーズ前にまずバージョンとして保存する必要があり、そのためにはデータフローに対する編集権限が必要になるからです。
フローのデフォルト - データ タイプの変換
Management Console の [フロー] > [デフォルト] > [データ タイプの変換] エリアへのアクセスを制御します。すべてのユーザがデータ タイプの変換オプションに対する View アクセスを持ちます。View アクセスを削除することはできません。
フローのデフォルト - 形式に誤りのあるレコード
Management Console の [フロー] > [デフォルト] > [形式に誤りのあるレコード] エリアへのアクセスを制御します。すべてのユーザが形式に誤りのあるレコード オプションに対する View アクセスを持ちます。View アクセスを削除することはできません。
フローのデフォルト - レポート
Management Console の [フロー] > [デフォルト] > [レポート] エリアへのアクセスを制御します。すべてのユーザがレポート オプションに対する View アクセスを持ちます。View アクセスを削除することはできません。
フローのデフォルト - ソート パフォーマンス
Management Console の [フロー] > [デフォルト] > [ソート パフォーマンス] エリアへのアクセスを制御します。すべてのユーザがソート パフォーマンス オプションに対する View アクセスを持ちます。View アクセスを削除することはできません。
フロー履歴 - ジョブ
Enterprise Designer と Management Console のジョブ実行履歴への表示アクセスを制御します。
フロー履歴 - プロセス フロー
Management Console と Enterprise Designer でプロセス フロー実行履歴へのアクセスを制御します。
フロー履歴 - トランザクション
Management Console の [フロー] > [履歴] > [トランザクション] エリアへのアクセスを制御します。
フロー スケジューリング
Management Console の [フロー] > [スケジュール] エリアへのアクセスを制御します。
ジョブ
Enterprise Designer、Management Console、Job Executor、および管理ユーティリティでのジョブ実行を制御します。
通知 - ライセンス有効期限
Management Console でライセンス有効期限通知の電子メール設定へのアクセスを制御します。
通知 - SMTP 設定
Management Console の [システム] > [メール サーバー] エリアへのアクセスを制御します。
プロセスフロー
Enterprise Designer でプロセス フローへのアクセスを制御します。
注: 編集権限がないユーザには、エクスポーズされたバージョンと最終保存バージョンのみが Enterprise Designer の[バージョン] ウィンドウに表示されます。
プロセス フロー - エクスポーズ
プロセス フローを実行で使用できるようにする Enterprise Designer の機能を制御します。
注: プロセス フローの最終保存バージョン (Enterprise Designer の [バージョン] ウィンドウで常に最上位にあるバージョン) をエクスポーズするためには、ユーザが [プロセス フロー - エクスポーズ] セキュア エンティティ タイプに対する編集権限に加えて [プロセス フロー] セキュア エンティティ タイプに対する編集権限も持っている必要があります。最終保存バージョンは、エクスポーズ前にまずバージョンとして保存する必要があり、そのためにはデータフローに対する編集権限が必要になるからです。
リソース - データベース接続
Management Console でデータベース接続を設定する機能を制御します。
リソース - 外部の Web サービス
Management Console で外部の Web サービスの管理へのアクセスを制御します。
リソース - ファイル サーバー接続
Management Console でファイル サーバーを設定する機能を制御します。
リソース - JDBC ドライバ
Management Console で JDBC ドライバを設定する機能を制御します。
リソース - リモート サーバー
Management Console の [リソース] > [リモート サーバー] エリアへのアクセスを制御します。
セキュリティ - アクセス制御
Management Console の [システム] > [セキュリティ] > [アクセス制御] エリアのアクセス制御設定へのアクセスを制御します。
セキュリティ - アクセス トークン
ユーザのトークンを表示し、トークンを削除する機能を制御します。トークンは、クライアントとサーバーとの間の認証に使用されます。読み取り権限があれば、それぞれアクティブなセッションを表すアクティブなトークンのリストを表示できます。削除権限があれば、ユーザーのトークンを削除し、そのセッションを終了させることができます。
セキュリティ - ディレクトリ アクセス
Management Console の [システム] > [セキュリティ] > [ディレクトリ アクセス] エリアを使ってサーバー ディレクトリ リソースの制限を有効または無効にする機能を制御します。
セキュリティ - ディレクトリ パス
Management Console の [システム] > [セキュリティ] > [ディレクトリ アクセス] エリアでサーバー ディレクトリ リソースを設定する機能を制御します。
セキュリティ - オプション
Management Console の [システム] > [セキュリティ] > [役割] エリアでセキュリティを有効または無効に切り替える機能へのアクセスを制御します。
セキュリティ - 役割
Management Console の [システム] > [セキュリティ] > [役割] エリアの役割設定機能へのアクセスを制御します。
セキュリティ - ディレクトリ パス
Management Console の [システム] > [セキュリティ] > [ディレクトリ アクセス] エリアでサーバー ディレクトリ リソースを設定する機能を制御します。
セキュリティ - ユーザ
Management Console の [システム] > [セキュリティ] > [ユーザ] エリアのユーザ アカウント管理機能へのアクセスを制御します。
サービス
API と Web サービスを介してサービスを実行する機能を制御します。
ステージ
エクスポーズされたサブフローを Enterprise Designer のデータフローのステージとして使用できるかどうかを制御します。
システム - ライセンス
Management Console の [システム] > [ライセンスと有効期限] エリアに表示されるライセンス情報へのアクセスを制御します。
システム - バージョン情報
Management Console の [システム] > [バージョン] エリアへのアクセスを制御します。
システム ログ
Management Console のシステム ログへのアクセスを制御します。