ルーティング データベース リソースの変更

  1. Management Console で、[リソース] > [Spectrum データベース] に移動します。
  2. 次の手順のいずれかを実行して、変更するデータベースを選択します。
    1. [名前] 列にあるデータベース名をクリックします。
    2. 変更するデータベースのチェックボックスをオンにして、テーブルの上にある [編集] ボタン をクリックします。
  3. 必要であれば [プール サイズ] の値を変更します。この設定には、このデータベースで同時に処理する要求の最大数を指定できます。
    注: この設定は、コンポーネントのスレッド数を表します。こうしたコンポーネントは、Spectrum™ Technology Platform からのサービス要求をリッスンして、Spatial ルーティング ステージを実行しています (つまりこの設定は、管理対象となる接続の最大数を表します)。すべての Web サービス リクエストは、プラットフォームから Spectrum に入り、コンポーネントへと引き渡されます。デフォルト値の 4 より大きくすることで、高いリクエスト負荷に対応できます。CPU の数に一致するプール サイズが推奨されます。この最大値を、CPU コア数の 2 倍以上に設定しないでください。例えば、CPU が 4 基のマシンでは、全サービスのスレッドの合計数が 8 を超えないようにします。使用状況に対して最適なパフォーマンスが得られるように、さまざまな設定でパフォーマンス テストを実施する必要があります。
  4. ヒープ メモリ値の [最小メモリ (MB)] と [最大メモリ (MB)] を指定します。
  5. [ネットワーク タイプ] から、データベースに該当するネットワークのタイプを選択します。[自動車] か [歩行者] のいずれかを選択できます。
    下のテーブルに、使用可能なデータベースのリストが表示されます。各データベースは、説明とヴィンテージとともに表示されます。
  6. 該当する場合は、[詳細設定をオーバーライド] を選択します。この機能により、処理開始時の追加コマンド ライン引数、プロパティ、リモート処理の環境変数といった設定をオーバーライドできます。
  7. [保存] をクリックして、データベースを更新します。
    1. [名前]、[モジュール]、[タイプ] の各フィールドは変更できません。
    2. 次の場合は、追加または削除を行えます。
      1. データベースが SPD ではない場合、データベースからデータセットを削除することのみ可能です。変更の機能では、データセットを新規に追加することはできません。
      2. データベースが Spectrum 製品データ (SPD) の場合、データセットの追加と削除の両方を行えます。
    3. データベースには、少なくとも 1 つのデータセットが含まれる必要があります。すべてのデータセットを削除した後に、データベースを保存しようとするとポータルからエラーが返ります。