出力

Closest Site は、検索半径内の各サイトに関する情報を返します。一致したサイトは、以下の表に示すデータと共に個別のレコードで返されます。サイトは、入力した場所からの距離が近いものから順番に返されます。

表 1. Closest Site 出力

フィールド名

書式

説明 / 有効な値

[DataSource].[Attribute]

文字列

サイトに関する情報を格納します。[DataSource] は [データベース] オプションで選択したデータベースの名前で、[Attribute] はサイト属性の名前です。[DataSource].[Attribute] フィールドで返される具体的な情報は、データベースによって異なります。例えば、雹災データベースにマッチングを探す場合、これらのフィールドには雹災が発生した日付、雹の直径、負傷者数などの情報が格納されます。属性フィールドの完全な一覧については、データベースに付属するドキュメントを参照してください。

[DataSource].SiteCount

文字列

入力した場所に関連して返されたサイトの数。サイトが 1 つも見つからなければ、このフィールドは "0" です。検索半径内にあるサイトの数が [結果の最大数] オプションに指定された値を超えた場合、このフィールドには、検索半径内のサイトの総数ではなく、実際に返されたサイトの数が格納されます。

[DataSource] は、[データベース] オプションで選択したデータベース名です。

[DataSource].SiteDirection

文字列

サイトへの方向 (コンパスの度)。例えば、入力された場所から真南にサイトがあれば、このフィールドの値は "180" です。

[DataSource] は、[データベース] オプションで選択したデータベース名です。

[DataSource].SiteDistance

文字列

入力された場所からサイトまでの距離。[距離単位] オプションに指定された単位で表わされます。

[DataSource] は、[データベース] オプションで選択したデータベース名です。

[DataSource].SiteName

文字列 [128]

サイトの名前。

[DataSource] は、[データベース] オプションで選択したデータベース名です。

[DataSource].SiteLatitude

文字列

小数 (想定小数点) 形式でのサイトの緯度座標。

[DataSource] は、[データベース] オプションで選択したデータベース名です。

[DataSource].SiteLongitude

文字列

小数 (想定小数点) 形式でのサイトの経度座標。

[DataSource] は、[データベース] オプションで選択したデータベース名です。

Status

文字列 [1]

マッチの成功または失敗。

NULL
成功
F
失敗

Status.Code

文字列 [100]

失敗の原因 (ある場合)。次のいずれかです。

NoMatchFound
Closest Site は、検索エリアにサイトを見つけられませんでした。
InsufficientInputData
ロケーションを特定するには入力レコードのデータが十分でありません。
MalformedInputData
入力されたロケーションが、認識可能なフォーマットでありません。
InputOutOfRange
緯度または経度が、対応可能な範囲の外にあります。緯度は -90° から 90° までの範囲でなければなりません。経度は -180° から 180° までの範囲でなければなりません。

Status.Description

文字列 [100]

Status.Code で示される失敗に関する説明。