名前付き接続

名前付き接続は、データ ソースに接続するための接続情報を定義するタイプの名前付きリソースです。データベースまたはファイル システムの場所に関する情報を提供します。名前付き接続は、リポジトリに保存されます。名前付き接続の作成、表示、管理には Spectrum Spatial™ Managerを使います。

名前付き接続には、ファイルベース (ファイル システム) とデータベースベースの 2 種類があります。

ファイルの名前付き接続

ファイルベースの名前付き接続は、TAB ファイル、シェイプ ファイル、および GeoPackage ファイルに使用します。この名前付き接続には、ファイルを別のドライブやシステムへ移動してもファイルの相対階層に影響を及ぼすことなく更新できるルート パスが含まれます。

データベースの名前付き接続

Spectrum Spatial は、データベース (Oracle、SQL Server、SAP HANA、PostgreSQL/PostGIS、汎用 JDBC) に対する JDBC 名前付き接続をサポートします。

注:

Spectrum Spatial は、上記の主要な空間データベースをサポートしています。これらを使用するために、特別な操作は必要ありません。上記のリストにないデータベースにアクセスしたい場合は、適切なデータベース JAR ファイルがSpectrum™ Technology Platformにインストール済みかどうかを確認する必要があります。適切な JAR ファイルを<spectrum_dir>/server/modules/spatial/libディレクトリにコピーします。JAR ファイルをコピーした後、サーバーを再起動します。