オプション

表 1. Legacy Point In Polygon のオプション
オプション 説明

データベース

検索プロセスで使用するポリゴン データを含むデータベースの名前。このフィールドには、Spectrum™ Technology Platform システムで Management Console から利用できるデータベースが一覧表示されます。詳細については、「Spatial モジュール Centrus データベース リソースの追加」を参照してください。

データベースを選択すると、そのデータベースに関する次の情報が表示されます。

座標系
選択中のデータベースで座標を指定するために使われる表記方式を示します。
バッファリングのサポート
選択中のデータベースが境界バッファリングをサポートしているかどうかを示します。バッファリングの詳細については、バッファリングを参照してください。
注: 選択されている Centrus データベースが無効である (つまり、対応する .gsb ファイルが置き換えられたか削除されている) 場合は、保存できません。

デフォルト バッファ幅

バッファのデフォルトの幅を指定します。バッファ幅は、ポイントがポリゴン/ライン/ポイントの端に近いかどうかを判断するのに使用されます。例えば、1 マイルのバッファ幅を指定した場合、Point In Polygon はそのロケーションがポリゴンの端から内側または外側 1 マイル以内にあるかどうかを識別します。

ここで指定するデフォルト バッファ幅は、BufferWidth 入力フィールドを使用して、レコード単位でオーバーライドできます。

出力フィールド BufferRelation は、ポイントがバッファエリア内にあるかどうかを示します。

[距離単位] オプションで指定した単位でバッファ幅を指定してください。

注: この機能には、マッチング対象のデータベースがポイントのみのファイルであるか、バッファをサポートしている必要があります。データベースがこの機能をサポートしていない場合、このフィールドは使用できません。

座標フォーマット

Point In Polygon が返す緯度/経度座標のフォーマットを指定します。次のいずれかです。

小数度
(90.000000, 180.000000)。デフォルト
想定小数度
(90000000, 180000000)。
度-分-秒
(90 00 00N, 180 00 00W)
ゼロ補完想定小数度
(090000000N, 180000000W)
ゼロ補完小数度
(090.000000N, 180.000000W)

距離単位

距離を表す単位を指定します。次のいずれかです。

マイル
距離をマイルで測ります。
Km
距離をキロメートルで測ります。
フィート
距離をフィートで測ります(デフォルト)。
メートル
距離をメートルで測ります。

結果の最大数

1 つのロケーションに対して返すポリゴン/ライン/ポイントの最大数を指定します。デフォルトは 10 です。

次の状況では、1 つのロケーションが複数のポリゴン/ライン/ポイントに存在することがあります。

  • データベース内に重複したポリゴン/ライン/ポイントが存在する。
  • 大きなバッファ エリアが指定されていて、結果としてバッファ エリアが重なっている。

ポリゴンの辺までの距離を出力

ロケーションから、ポリゴン/ライン/ポイントの境界上にある最も近いポイントまでの距離を計算し、その距離を出力フィールド DistanceToBorder に入れるかどうかを指定します。このオプションを選択しない場合、このフィールドは出力に含まれません。

注: このオプションを選択すると、境界への距離を求めるための追加の計算が必要となるため、処理時間は長くなります。