メモリ使用量の監視

JMX コンソールでは、空間リモート コンポーネントの JVM ヒープ使用量を監視できます。

メモリ使用量 (HeapMemoryUsage と NonHeapMemoryUsage) は、標準の JVM メモリ MBean をベースとしています。リモート コンポーネントを実行している JVM のメモリ使用量を表します。この中では、init、max、committed、used の各メモリ容量が示されます。

RuntimeName にはプロセス ID が含まれているため、オペレーティング システムで詳細情報を確認したり (たとえば Windows のタスク マネージャーを使用)、プロセスを停止するために使用できます。

ヒープ セクションの ={committed=143130624, init=134217728, max=1908932608, used=23483928} はバイト単位の値です。

init は JVM が最初に割り当てる容量で、-Xms で指定する値に相当します。max は -Xmx で指定する値に相当します。used は JVM がオブジェクトに使用しているメモリ容量です。これらの関連性を表すと、–Xms < committed < -Xmx および used < committed となります。

ヒープ メモリを変更するには、spatial フォルダにある java.vmargs ファイル (<インストール先>\Pitney Bowes\Spectrum\server\modules\spatial\java.vmargs) で -Xm を変更します。詳細については、「ヒープ メモリの増加」を参照してください。