リポジトリに対する WebDAV アクセスの制限

WebDAV は、Spectrum Spatial リポジトリ内のリソースにアクセスして変更するためのプロトコルですが、名前付きリソースに関してそのアクセス制御リスト (ACL) が適切に参照されない可能性があります。

WebDAV の代わりに、Spectrum Spatial™ Manager、Named Resource サービス、および Access Control サービスを使用します。

デフォルトでは、WebDAV を使用したリポジトリへのアクセスは特定のサーバーに制限されるものではなく、リポジトリにアクセス可能なすべてのサーバーに公開されています。空間 java プロパティ ファイルを変更することによって、アクセスを特定のサーバーに制限することができます。これを行うには、WebDAV を公開するホスト名 (IP) の (カンマ区切りの) リストを含むプロパティを追加します。

注: この変更を適用するには、Spectrum™ Technology Platform サーバーを再起動する必要があります。

WebDAV を使用したリポジトリ アクセスを制限するには、次の手順に従います。

  1. Web ブラウザを開いて に移動します。 http://server:port/jmx-console
    説明:
    • serverSpectrum™ Technology Platform サーバーの IP アドレスまたはホスト名です。
    • port は、Spectrum™ Technology Platform が使用する HTTP ポートです。デフォルト値は 8080 です。
  2. 管理者アカウントでログインします。
  3. Domain: com.pb.spectrum.platform.configuration.properties の下で、com.pb.spectrum.platform.configuration.properties:manager=spatial.properties をクリックします。
  4. repository.accesscontrol.allows の値を変更します。

    このプロパティを空のままにすると、Spectrum™ Technology Platform がインストールされているマシンを除くすべてのサーバーに対して、WebDAV を使用したすべてのアクセスが無効になります。

    他のサーバーによる WebDAV アクセスを許可するには、サーバーの IP アドレスをカンマで区切ったリストを入力します。例:

    192.168.2.1,192.168.2.2
  5. repository.accesscontrol.allows の横にある [設定] ボタンをクリックします。
  6. ‎サーバーを再起動します。
この処理が終わると、リポジトリへの WebDAV アクセスが制限されます。