マップ ファイル共有の設定

Spectrum™ Technology Platform にマップ ファイル共有 (共有イメージ フォルダ) を設定するにはまず、共有マップ イメージ ディレクトリが必要です。マップ ファイル共有の作成については、「Unix/Linux 上でのマップ イメージ ファイル共有の作成」または「Windows 上でのマップ イメージ ファイル共有の作成」を参照してください。

マップ イメージ ディレクトリを作成したら、以下の手順でマップ ファイル共有を設定します。

  1. マッピング サービス構成を、共有イメージ フォルダと負荷分散サーバーを使用するように変更します。ImageCache において、Directory パラメータを共通イメージ ディレクトリに変更し、AccessBaseURL パラメータをロード バランサー マシンのイメージ URL に変更します。

    仮想マシン環境を使用している場合は、この IP アドレスを覚えておいてください。ロード バランサー VM をこの IP に設定する必要があるためです。

    Unix/Linux インストールの場合:

    <ImageCache>
<Directory>/<spatial server root>/server/modules/spatial/images</Directory>	
<AccessBaseURL>http://<loadbalance_IP_address>/rest/Spatial/MappingService/internal/imageCache</AccessBaseURL>
	<FileExpire>30</FileExpire>
	<ScanInterval>30</ScanInterval>
</ImageCache>

    Windows インストールの場合:

    <ImageCache>
<Directory>\\server\Share\images</Directory>	
<AccessBaseURL>http://<loadbalance_IP_address>/rest/Spatial/MappingService/internal/imageCache</AccessBaseURL>
	<FileExpire>30</FileExpire>
	<ScanInterval>30</ScanInterval>
</ImageCache>
  2. Unix/Linux インストールの場合は、マップ イメージを共有ファイル システムに配置できるようにシンボリック リンクを設定する必要がします。

    マウントされた共有フォルダに images サブフォルダを作成します。例: /mnt/<linux mount>/images。

    					
cd /<spatial server root>/server/modules/spatial
rm –Rf images
ln -s /mnt/<linux mount>/images ./images