NTv2 変換の有効化または無効化

このセクションでは、NTv2 変換を有効または無効にする方法を説明します。

以下の手順に従います。
  1. <Spectrum>/server/modules/spatial/lib で li-sdk-coordsys-ntv2-1.5.3.jar ファイルを探します。
  2. この jar ファイルを解凍して NTv2.xml ファイルを抽出します。
  3. 必要に応じて [有効] フィールドを編集します。

    [有効] が false に設定されている場合:

    <NTv2Conversion>
      <Description>NTv2 Conversion for Australia</Description>
      <GridFile>GDA94_GDA2020_conformal.gsb</GridFile>
      <Enabled>false</Enabled>
      <SourceDatum>
        <DatumID>116</DatumID>
      </SourceDatum>
      <DestinationDatum>
        <DatumID>1028</DatumID>
      </DestinationDatum>
</NTv2Conversion>
<NTv2Conversion>
      <Description>NTv2 Conversion for Australia</Description>
      <GridFile>GDA94_GDA2020_conformal.gsb</GridFile>
      <Enabled>false</Enabled>
      <SourceDatum>
        <DatumID>1006</DatumID>
      </SourceDatum>
      <DestinationDatum>
        <DatumID>1028</DatumID>
      </DestinationDatum>
</NTv2Conversion>

    [有効] が true が設定されている場合:

    "ひずみ" (GDA94_GDA2020_conformal_and_distortion.gsb) と関連付けられている調整の有効化が必要な場合は、ファイルの該当するセクションで "false" を "true" に変更する必要があります。これら 2 つのセットは、同じ測地系変換を対象としているので、一度にいずれか一方のみを有効にしてください。両方を有効にしても、一方のみが有効になります。どちらが有効になっているかわからないので、両方を true にする設定はサポートされません。

    <NTv2Conversion>
      <Description>NTv2 Conversion for Australia</Description>
      <GridFile>GDA94_GDA2020_conformal_and_distortion.gsb</GridFile>
      <Enabled>true</Enabled>
      <SourceDatum>
        <DatumID>116</DatumID>
      </SourceDatum>
      <DestinationDatum>
        <DatumID>1028</DatumID>
      </DestinationDatum>
 </NTv2Conversion>
 <NTv2Conversion>
      <Description>NTv2 Conversion for Australia</Description>
      <GridFile>GDA94_GDA2020_conformal_and_distortion.gsb</GridFile>
      <Enabled>true</Enabled>
      <SourceDatum>
        <DatumID>1006</DatumID>
      </SourceDatum>
      <DestinationDatum>
        <DatumID>1028</DatumID>
      </DestinationDatum>
</NTv2Conversion>
  4. NTv2.xml ファイルを保存して元の jar ファイルに戻します。
  5. ‎サーバーを再起動します。
  6. NTv2 変換が有効になっていることを確認します。