データセット ACL の追加

概要

この操作により、指定したユーザについて、指定の NamedResource.EXECUTE 権限や、Dataset.DML CREATE、MODIFY、または DELETE 権限が指定した名前付きテーブルに追加されます。CREATE、MODIFY、または DELETE を指定した場合は、EXECUTE 権限が常に追加されます。

指定した名前付きテーブルに対するすべてのユーザおよび役割の権限が付与されます。1 回のリクエストで、ユーザまたは役割ごとに異なる権限を指定することはできません。

注: Spectrum Management Console で表示すると、EXECUTE 権限は NamedResource エンティティ オーバーライドに追加されるのに対し、CREATE、MODIFY、および DELETE は Dataset.DML エンティティ オーバーライドに追加されます。

ACL 認証フロー

このリクエストを行うユーザは、WRITE 権限を持っているリポジトリ フォルダ (またはサブフォルダ) 内の名前付きテーブルに対する権限のみを追加できます。

HTTP PUT URL 形式

データセット ACL 権限を追加する場合、HTTP PUT リクエストには次の形式を使用します。

HTTP PUT URL:  /acl/tables
PUT DATA:    {
   "users":[
      "user1"
   ],
   "roles":[
      "role1"
   ],
   "resources":[
      "/Samples/NamedTables/WorldTable"
   ],
   "permissions":[
      "EXECUTE",
      "CREATE",
      "DELETE",
      "MODIFY"
   ]
}
PUT HEADER: Content-Type:application/json

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
ユーザ 文字列 はい ユーザのリストを指定します。リクエストで役割が指定されていない場合にのみ必須です。
ロール 文字列 はい 役割のリストを指定します。リクエストでユーザが指定されていない場合にのみ必須です。
リソース 文字列 はい 名前付きテーブルのリストを指定します。
権限 文字列 はい 名前付きテーブルに付与する必要がある権限を指定します。権限には、EXECUTE、CREATE、DELETE、または MODIFY から 1 つ以上を指定できます。

戻り値

指定したユーザについて、指定した名前付きテーブルに NamedResource.EXECUTE および DatasetDML CREATE、MODIFY、または DELETE 権限を追加します。

PUT の例

要求 URL
http://<サーバー>:<ポート>/rest/Spatial/AccessControlService/acl/tables

要求の本文

{
   "users":[
      "user1"
   ],
   "roles":[
      "role1"
   ],
   "resources":[
      "/Samples/NamedTables/WorldTable"
   ],
   "permissions":[
      "EXECUTE",
      "CREATE",
      "DELETE",
      "MODIFY"
   ]
}

応答

{
   "users":[
      "user1"
   ],
   "roles":[
      "role1"
   ],
   "resources":[
      "/Samples/NamedTables/WorldTable"
   ]
}