フォルダ ACL の追加

概要

この操作は、指定したユーザまたは役割のリポジトリ フォルダに対する READ または WRITE 権限を追加します。WRITE 権限が与えられたユーザまたは役割は、必ず READ 権限も持ちます。

指定したフォルダに対する権限がすべてのユーザまたは役割に付与されます。1 回のリクエストで、ユーザまたは役割ごとに異なる権限を指定することはできません。

注: Spectrum Management Console で表示すると、READ 権限は EXECUTE と VIEW の両方の権限と同様にNamedResource エンティティ オーバーライドに追加されるのに対し、WRITE 権限は EXECUTE、VIEW、CREATE、MODIFY、および DELETE と同様に NamedResource エンティティ オーバーライドに追加されます。

ACL 認証フロー

このリクエストを行うユーザは、WRITE 権限を持っているフォルダ (またはサブフォルダ) 内のリソースに対する権限のみを追加できます。

HTTP PUT URL 形式

フォルダ ACL を追加する場合、HTTP PUT リクエストには次の形式を使用します。

HTTP PUT URL:  /acl/folders
PUT DATA: {
   "users":[
      "user1"
   ],
   "roles":[
      "role1"
   ],
   "resources":[
      "/Samples/NamedTables"
   ],
   "permissions":[
      "READ",
      "WRITE"
   ]
}
PUT HEADER: Content-Type:application/json

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
ユーザ 文字列 はい ユーザのリストを指定します。リクエストで役割が指定されていない場合にのみ必須です。
ロール 文字列 はい 役割のリストを指定します。リクエストでユーザが指定されていない場合にのみ必須です。
リソース 文字列 はい リポジトリ フォルダのリストを指定します。
権限 文字列 はい リポジトリ フォルダに付与する必要がある権限を指定します。権限には、READ と WRITE のどちらか一方または両方を指定できます。

戻り値

指定したユーザまたは役割のフォルダに対する READ または WRITE 権限を追加します。

PUT の例

要求 URL
http://<サーバー>:<ポート>/rest/Spatial/AccessControlService/acl/folders

要求の本文

{
   "users":[
      "user1"
   ],
   "roles":[
      "role1"
   ],
   "resources":[
      "/Samples/NamedTables"
   ],
   "permissions":[
      "READ",
      "WRITE"
   ]
}

応答

{
   "users":[
      "user1"
   ],
   "roles":[
      "role1"
   ],
   "resources":[
      "/Samples/NamedTables/"
   ]
}