ユーザおよび役割別の ACL リストの取得

概要

この操作は、指定したユーザおよび役割のリストのすべての名前付きリソースに対するすべての権限を返します。レスポンスには、名前付きリソースとそれらに適用されるそれぞれの権限が格納されます。

  • 名前付きテーブルの権限には、EXECUTE (実行)、CREATE (作成)、MODIFY (変更)、DELETE (削除) があります。
  • リポジトリ フォルダの権限には、READ (読み取り)、WRITE (書き込み) があります。
  • 他の名前付きリソースの権限には、EXECUTE (実行) があります。

ACL 認証フロー

このリクエストを行うユーザは、WRITE 権限を持っているリポジトリ フォルダ (またはサブフォルダ) 内のリソースに対する権限のリストのみを取得できます。

HTTP POST URL 形式

HTTP POST リクエストには次の形式を使用します。

HTTP POST: /acl/users-roles
POST DATA: {
   "users":[
      "user1"
   ],
   "roles":[
      "role1"
   ],
   "resourceType":[
      "NamedTile"
   ]
}
POST HEADER: Content-Type:application/json

オプションの resourceType パラメータでは、レスポンスをフィルタリングするための名前付きリソースのタイプを指定します。NamedTable、NamedFeatureLayer、NamedLabelLayer、NamedGroupLayer、NamedPieLayer、NamedBarLayer、NamedGraduatedSymbolLayer、NamedLineChartLayer、NamedLineLinkageLayer、NamedFeatureLabelSource、NamedMapAndView、NamedTile、NamedWMTSLayer、または RepositoryFolder のうち 1 つ以上を指定できます。

戻り値

指定したそれぞれのユーザまたは役割のすべてのリソースに対する権限を返します。

POST の例

要求 URL

http://<サーバー>:<ポート>/rest/Spatial/AccessControlService/acl/users-roles

要求の本文

{
   "users":[
      "user1"
   ],
   "roles":[
      "role1"
   ],
   "resourceType":[
      "NamedTile"
   ]
}

応答

{
   "usersRolesAclList":[
      {
         "usersACL":[
            {
               "name":"user1",
               "resources":[
                  {
                     "name":"/Samples/NamedTiles/WorldTile",
                     "permissions":[
                        "EXECUTE"
                     ],
                     "resourceType":"NamedTile"
                  }
               ]
            }
         ],
         "rolesACL":[
            {
               "name":"role1",
               "resources":[
                  {
                     "name":"/Samples/NamedTiles/WorldTile",
                     "permissions":[
                        "EXECUTE"
                     ],
                     "resourceType":"NamedTile"
                  }
               ]
            }
         ]
      }
   ]
}