フォルダ ACL の削除

概要

この操作は、指定したユーザまたは役割のリポジトリ フォルダに対する READ または WRITE 権限を削除します。サブフォルダへの継承は行われません。

サブフォルダに個別に付与されている ACL がある場合、それらは削除されません。通常、サブフォルダには権限は付与されず、親フォルダから権限が継承されます。

READ 権限を削除すると、WRITE 権限も削除されます。読み取れないフォルダには書き込むこともできないからです。

ACL 認証フロー

このリクエストを行うユーザは、WRITE 権限を持っているフォルダ (またはサブフォルダ) 内のリソースに対する権限のみを削除できます。

HTTP POST URL 形式

HTTP POST リクエストには次の形式を使用します。

http://localhost:8080/rest/Spatial/ProjectService/projects/<named_project_path>.json

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
ユーザ 文字列 はい ユーザのリストを指定します。リクエストで役割が指定されていない場合にのみ必須です。
ロール 文字列 はい 役割のリストを指定します。リクエストでユーザが指定されていない場合にのみ必須です。
リソース 文字列 はい フォルダのリストを指定します。
権限 文字列 はい リポジトリ フォルダから削除する権限を指定します。権限には、READ と WRITE のどちらか一方または両方を指定できます。

戻り値

指定したユーザまたは役割の 1 つ以上のリポジトリ フォルダから READ または WRITE 権限を削除します。

POST の例

要求 URL

http://<サーバー>:<ポート>/rest/Spatial/AccessControlService/acl/folders/delete

要求の本文

{
    "users": [
        "user1"
    ],
    "roles": [
        "role1"
    ],
    "resources": [
        "/Samples/NamedTables/"
    ],
  "permissions": [ 
    "READ",
    "WRITE"
  ]
}

応答

{
    "users": [
        "user1"
    ],
    "roles": [
        "role1"
    ],
    "resources": [
        "/Samples/NamedTables/"
    ]
}