テーブルのポイントにあるフィーチャの検索
説明
リポジトリ内の名前付きテーブルで、指定のポイントから特定の許容範囲内にあるフィーチャを検索します。必要に応じて、すべての属性データを返すことも、特定の属性データを返すことも、返されるデータを属性別に並べ替えることもできます。searchAtPoint メソッドには次のような基本ルールがあります。
- フィーチャ コレクションおよび属性を返します。
- 許容範囲に指定された単位で距離を返します。
- デフォルトでは、距離が近いものから遠いものの順に結果が返されます。
- q 属性はクエリ タイプ searchAtPoint にする必要があります。
- attribute と orderBy のマトリクス パラメータを指定するときは、カンマで区切られたリストを使用して複数指定できます。
- デフォルトの許容半径は 300 メートルです。
- orderBy マトリクス パラメータを使用するときは、降順 D または昇順 A のいずれかの並べ替え方向を指定する必要があります。
この操作は、Mapping Service におけるマップのレンダリングや凡例のレンダリングのリクエストに引き渡すことのできる、フィーチャ コレクション JSON を返します。
HTTP GET URL 形式
HTTP GET リクエストには次の形式を使用します。
HTTP GET /tables/tablename/features.rep;[attributes=attname];[orderBy=attname dir]
&q=searchAtPoint&point=point,srs&[tolerance=distance unit]
&destinationSrs&[geometryAttributeName=geomname]
&[page=pagenumber]&[pageLength=pagelength]
パラメータ
以下のパラメータのタイプについては、リクエスト URL のデータ タイプを参照してください。
パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
---|---|---|---|
tablename | String | はい | メタデータを取得するテーブルの名前。テーブルは、リポジトリ内の名前付きテーブルの場所に基づいて、レンダリングする名前付きテーブルの Regex で指定します。名前付きテーブルの名前は、URL の /tables 部と URL の /metadata.rep 部の間で定義します。例えば、リポジトリ内の /Samples/NamedTables/WorldTable にある名前付きテーブルのメタデータを返すには、次のような URL を使用します。.../FeatureService/tables/Samples/NamedTables /WorldTable/metadata.json;... |
rep | String | はい | 戻り値の表現。サポートされている表現は json です。 |
attributes=attname | String | いいえ | レスポンスで返されるテーブルの属性名。デフォルトでは、すべての属性が返されます。複数の属性は、カンマで区切られたリストで指定します。この方法を使うと、レスポンス内の情報量を、リクエストする情報のみに簡単に限定できます。その結果、フィーチャ コレクション内の各フィーチャには、指定した属性のみが含まれます。例えば、テーブルに 4 つの属性が含まれていてもレスポンスに必要な属性は 2 つのみである場合、ここでその 2 つの属性の名前を (カンマで区切って) 指定すると、それ以外の 2 つの属性の値は返されません。 |
orderBy=attname dir | String | いいえ | 返される結果の並べ替えに使用する属性名と並べ替え方向。デフォルトでは、指定したポイントからの距離が近いものから遠いものの順に結果が並べ替えられます。結果の並べ替えに使用する属性を指定する場合、属性名と並べ替え方向 (昇順を表す A (低から高) または降順を表す D (高から低)) の両方を含める必要があります。 |
q=searchAtPoint | String | はい | 実行するクエリ メソッド。これは searchAtPoint にする必要があります。 |
point=point,srs | String | はい | 検索の始点として使用するポイント。このポイントには、x/y 位置とジオメトリの空間参照系を含める必要があります。例: point=-75.651157,45.374245,EPSG:4326 |
tolerance=distance unit | String | いいえ | 検索するポイント周囲の距離。デフォルトの許容半径は 300 メートルです。指定するときは、許容値として距離の値と距離の単位を含める必要があります。レスポンスで返される距離の値は、リクエストで指定した単位で示されます (デフォルトはメートル)。 |
destinationSrs | String | いいえ | 結果のジオメトリを返す座標系。デフォルトは、使用するデータの座標系 (例えば、epsg:4326) です。 |
geometryAttributeName= geomname |
String | いいえ | 空間クエリの処理に使用する、テーブルのジオメトリ定義属性。この属性を指定する必要があるのは、複数のジオメトリ属性定義が含まれるテーブルの場合のみです。 |
page=pagenumber | String | いいえ | 返されるページ番号。 |
pageLength= pagelength |
String | いいえ | 各ページに返されるフィーチャの数。page パラメータがリクエストに指定されている場合は、pageLength を定義する必要があります。 |
戻り値
リポジトリ内の名前付きテーブルのメタデータを返します。
例
指定したポイントから 1000 マイルの範囲内にある首都を返します。WorldcapTable にあるフィーチャのすべての属性が返されます。
http://www.pbbi.com/rest/Spatial/FeatureService/tables/Samples/NamedTables/WorldcapTable/
features.json?q=searchAtPoint&point=-75.651157,45.374245,EPSG%3A4326&tolerance=1000%20mi
指定したポイントから 500 マイルの範囲内にある首都を返します。WorldcapTable にあるフィーチャの Country 属性と Cap_Pop 属性のみが返されます。
http://www.pbbi.com/rest/Spatial/FeatureService/tables/Samples/NamedTables/WorldcapTable/
features.json;attributes=Country,Cap_Pop?q=searchAtPoint&point=-75.651157,45.374245,
EPSG%3A4326&tolerance=500%20mi&destinationSrs=epsg:3857
指定したポイントから 500 マイルの範囲内にある首都を返します。WorldcapTable にあるフィーチャの Country 属性のみが返され、Country 属性に基づいて降順に並べ替えられます。
http://www.pbbi.com/rest/Spatial/FeatureService/tables/Samples/NamedTables/WorldcapTable/features.json;
attributes=Country;orderBy=Country%20D?q=searchAtPoint&point=-75.651157,45.374245,
EPSG%3A4326&tolerance=500%20mi