JavaScript API とは

JavaScript API には、マップおよび他のロケーションベース機能を Web ページに簡単に組み込むための一連のブラウザベースのユーザ インターフェイス コンポーネントが付属しています。API をユーザ インターフェイス コンポーネントとともに使用することによって、ブラウザベースのカスタム マッピング アプリケーションを作成できます。

API は、単にマップを Web サイトに組み込んで場所を表示することから、機能豊富な Web アプリケーションを作成するまで、幅広いシナリオに使用できます。RIA コントロールは完全に JavaScript で作成されているため、ブラウザ プラグインを必要としたり、サーバー側コードを書くことなく機能します。コンポーネントは、Web 2.0 を使用して、シームレスなマップ移動などの機能や、Web ページを更新することなく情報を検索および表示する機能などを実現します。

以下の JavaScript API コンポーネントが使用できます。

コンポーネント 説明
LegendControl マップに表示されるフィーチャについて記述する情報を格納するユーザ インターフェイス コントロール。マップ上の個々のオーバーレイを表示/非表示にすることもできます。
FeatureService 非ユーザ インターフェイス コントロール。開発者はこのコントロールを使用して、FeatureService REST API を呼び出す Javascript コードを書くことができます。このコントロールを使用して、テーブルのフィーチャをクエリできます。検索結果は GeoJSON FeatureCollections として返されます。この検索呼び出しは非同期に実行されます。
MultiTableFeatureService 非ユーザ インターフェイス コントロール。開発者はこのコントロールを使用して、複数テーブルに対して同時に FeatureService REST 呼び出しを行うことができます。これは複数テーブルでフィーチャを検索できる便利なクラスで、通常は複数テーブルのフィーチャが重なり合って表示されるマップとのやり取りによって、フィーチャ検索がトリガされる場合に役立ちます。例えば、指定したポイント (x,y) で、TABLE1 と TABLE2 に対して SearchNearest を実行します。
OpenLayers レイヤ タイプ OpenLayers マップ上に MappingService NamedMap または TileService マップ タイルを表示する簡単な方法です。
汎用データ書式設定 開発者が JSON データをインテリジェントにスタイル設定して OpenLayers ポップアップなどに表示するためのテンプレート書式設定コントロール。例えば、テーブル名を下線付きで、フィールド名を斜体で、フィールド値を太字で表示します。
REST サービス 開発者が REST サービスにクロスドメイン呼び出しを送信するための REST フル サービス コントロール。これらの呼び出しは、非同期 XMLHttpRequest 呼び出しとして実行されます。