Point In Polygon のトランザクション フロー

以下では、非推奨の Centrus Point In Polygon (Legacy) ステージを使用して、一連のポイントが一連のポリゴンの内部にあるかを判断するサブフローを作成する手順について説明します。ここでは、データにおいてポリゴンの方がポイントよりも多い場合に、ポイントで繰り返し処理を行う (Read From File (CSV) を使用してポイントを 1 つずつ読み取り、Legacy Point In Polygon ステージを使用してポリゴン GSB データに対して検索する) 例を示します。

注: Enterprise Designer を使用する方法の詳細については、『データフロー デザイナーズ ガイド』または Enterprise Designer 内のヘルプを参照してください。

Point in Polygon (Legacy) のトランザクション サブフローを作成するには

  1. Enterprise Designer で、[ファイル] メニューから [新規作成] > [データフロー] > [サブフロー] の順に選択するか、[タスク] ウィンドウから [新規作成] > [サブフロー] の順に選択します。
  2. パレットから、Read From File ステージをデザイン キャンバス上にドラッグします。このステージは、フローに入力される CSV ファイルからポイントを 1 つずつ読み取ります。
  3. Read from File ステージをダブルクリックして [オプション] ダイアログを表示します。[ファイル プロパティ] タブで、CSV ファイルのファイル名を入力し、レコード タイプとして区切り記号付き、ファイル エンコーディングとして UTF-8、フィールド区切り文字としてカンマを選択します。
  4. [フィールド] タブで、CSV ファイルからの緯度列と経度列を追加します。[OK] をクリックします。
  5. パレットから、Legacy Point In Polygon ステージをデザイン キャンバス上の Read From File ステージの右にドラッグします。Read From File ステージの右側 (出力ポート) にある黒い三角形をクリックし、Point In Polygon (Legacy) ステージの左側にドラッグして、チャネルを作成します。
  6. Point In Polygon (Legacy) ステージをダブルクリックして [オプション] ダイアログを表示します。ポリゴン テーブルを [データベース] として選択します。このポリゴン テーブルは GSB 形式で、Management Console を使用して Centrus データベース リソースとして追加済みである必要があります。データベース リソースを追加する方法については、『管理ガイド』を参照してください。

    [座標フォーマット] を小数度に設定します。[OK] をクリックします。

  7. Point In Polygon (Legacy) ステージ上の [実行時...] ボタンをクリックして、コンピュータ上のコア数を設定します。同様に、Centrus データベース リソースのプール サイズにも同じ値を設定する必要があります。プール サイズは、データベース リソースを作成するときに設定されます。
  8. Output シンクをキャンバス上にドラッグします。Point In Polygon (Legacy) ステージの出力ポートを Output シンクの入力ポートに接続します。
  9. Output シンクをダブルクリックして、エクスポーズするフィールドのチェックボックスをオンにします。[OK] をクリックします。
  10. サブフローを保存します。サブフローをエクスポーズしてデータフローで使用するには、[ファイル][エクスポーズ/アンエクスポーズして保存] の順に選択するか、[エクスポーズ/アンエクスポーズして保存] ボタンをクリックします。サブフローが [ユーザ定義ステージ] フォルダに表示されます。