Bitmap

説明

Bitmap 要素は、特定のビットマップ イメージと、そのイメージの幅と高さを指定します。

コンテキスト

表 1 は、Bitmap 要素を含むことのできる要素と、これに含めることのできる要素を示します。

表 1. コンテキスト
これを含む要素 要素 含む

Pattern または PointStyle

Bitmap

ColorAdjustmentSet

属性

表 2 は、Bitmap 要素の属性を示します。

表 2. 属性
属性 説明

id

要素の一意の識別子。

name

要素を説明する名前。

uri

次のいずれかを指定します。
  • ネットワーク プロトコルと、そのプロトコルを使用してフェッチするビットマップ イメージのネットワーク上の場所。使用可能なプロトコルは、ftphttpfile、またはカスタム プロトコルの URI スキーム名です。
  • mapinfo コードスペースの brush への参照。これによって、フィル パターン コードを指定します。例: mapinfo:brush 71。使用可能なフィル パターンと、対応するパターン コードについては、フィル パターン コードを参照してください。
  • ビットマップ イメージのファイル名。イメージ ファイルは、CLASSPATH にある JAR ファイルに含まれている必要があります。イメージ ファイルが JAR ファイルの最上位内部ディレクトリにある場合、属性値はイメージ ファイル名のみです。イメージ ファイルが JAR ファイルの下位内部ディレクトリにある場合、属性値は JAR ファイル内のイメージ ファイルへの内部パスです。パスの各ディレクトリ レベルはスラッシュで区切ります。どちらの場合も、属性値の先頭にはスラッシュを付けないでください。

height

ビットマップ イメージの高さを指定する浮動小数点数値。高さの代わりに特殊な値 native を使用すると、ビットマップ イメージのネイティブの高さを指定できます。

width

ビットマップ イメージの幅を指定する浮動小数点数値。幅の代わりに特殊な値 native を使用すると、ビットマップ イメージのネイティブの幅を指定できます。

unit

mapinfo コードスペースの imagesize への参照。これによって、単位を指定します。

unit 属性はオプションです。デフォルト値は mapinfo:imagesize pixel です。

この例は、mapinfo コードスペースの brush への参照を使用して、無地のフィル パターンを指定します。



<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<NamedStyle
    version="MXP_WorkSpace_1_5"
    xmlns="http://www.mapinfo.com/mxp">
    <Interior fill-opacity="1" fill="(#id7)">
        <Defs>
            <Pattern id="id7">
                <Bitmap uri="mapinfo:brush 2">
                    <ColorAdjustmentSet>
                        <ColorAdjustment
                            color-1="nonWhite"
                            color-2="rgb(224,255,176)"
                            opacity="1"/>
                        <ColorAdjustment
                            color-1="white"
                            color-2="white"
                            opacity="1"/>
                    </ColorAdjustmentSet>
                </Bitmap>
            </Pattern>
        </Defs>
    </Interior>
</NamedStyle>