Spectrum Spatial™ Analyst のマップ レンダリング方法

背景マップの場合、Spectrum Spatial™ Analyst では Map Tiling Service か、Bing や OpenStreetMap (OSM) などのサードパーティ ソースを使用します。256 x 256 ピクセルのマップ タイルを返し、パフォーマンスを最適化するためにタイルをサーバーにキャッシュします。

ビジネス マップの場合 (お客様によってアップロードされ、凡例に表示されます)、Spectrum Spatial™ Analyst ではデータをライブでレンダリングし、凡例内の各マップについて、一連の 542 x 542 ピクセルのマップ イメージの要求を行います。例えば、2 つのマップがあり、それぞれのマップに 2 つのレイヤがあるとします (以下の図を参照)。マップ グループは、Spectrum Spatial にロードされた 1 つの名前付きマップに関連します。

1: マップの凡例

マップ イメージはマップ ウィンドウ上で互いに隣接して配置され、マップ全体を完成させます。マップの記号が端で途切れないようにするため、各イメージは 15 ピクセルずつ重なって配置されます。下の図の場合、マップ ウィンドウ全体をカバーするために 6 件のマップ要求が必要なことがわかります。結果的に、全部で 12 件のマップ要求が必要になります (「Conservation Map」について 6 件、「Spaces and Trees Map」についてさらに 6 件)。

2: マップ イメージ

マップ イメージが Spectrum Spatial™ Analyst に返されたとき、それがユーザのブラウザに 60 分間ローカル キャッシュされます。Spectrum Spatial™ Analyst は、ユーザがマップをパンおよびズームしたときに、キャッシュされているマップ イメージを使用します。