マップ レンダリングのベスト プラクティス

ここでは、Spectrum Spatial™ Analyst でのマップ レンダリングを最適化するための推奨事項を示します。

関連のあるマップ レイヤのみを初期に表示する

Spectrum Spatial™ Analyst マップ プロジェクトを作成するときは、レイヤを常に最初から表示します (プロジェクト設定で設定する)。Spectrum Spatial™ Analyst が最初にロードされたときにレイヤを表示する必要がある場合は、管理者が (admin) が Spectrum Spatial™ Analyst の凡例でレイヤをオンにし、プロジェクトを再保存できます。

管理者は、プロジェクトを保存するときに、関連のあるレイヤのみがオンになることを確認して、ユーザが最初に Spectrum Spatial™ Analyst をロードしたときに不要なマップ レンダリングが要求されるのを回避する必要があります。

レイヤをマップ グループに追加する

マップ グループは、Spectrum Spatial にロードされた 1 つの名前付きマップに関連します。存在するマップ グループが多くなるほど、要求の数が多くなります。ある顧客の場合、約 70 個のマップ グループがありました。ユーザがこれらすべてを凡例でオンにしていて、現在のセッションでまだいずれのマップ グループも参照していない場合、Spectrum Spatial™ Analyst ではマップをレンダリングするために 420 件の要求を行うことになります。

MapInfo Pro でマップを作成する場合、1 マップ 1 レイヤにするのではなく、複数のレイヤをグループ化するようにしてください。マップ内のレイヤを必要に応じて個別に有効/無効にすることができます。ただし、同じマップ内にすることにより、マップ レンダリングの要求数を削減することができます。