データソースとクエリ

MapInfo Pro は Spectrum Spatial がサポートしていないデータソース タイプを一部サポートしています。TAB ファイルが以下のいずれかの形式で保存されているデータを指していると、アップロードは実行できません。

  • ASCII
  • Microsoft Excel
  • Microsoft Access
  • FME
  • WFS

これ以外のケースでは、アップロード自体をキャンセルするか、サポートされていないレイヤを除いてアップロードを続けることができます。しかし、このレイヤが名前付きマップでどうしても必要な場合は、テーブルをネイティブ TAB やその他のサポートされているデータソースに変換する必要があります (未サポートのデータソースからデータを使用するを参照)。

次のデータソースがサポートされています。

  • ネイティブ TAB
  • ネイティブ拡張 TAB (NativeX)
  • GeoPackage
  • 空間データベース (PostGIS、Oracle、SQL Server)

レイヤのクエリ

MapInfo Pro では、SQL による選択または MapInfo Pro での選択の結果に基づいてレイヤを作成することができます。このようなレイヤは、それを構成するデータが物理テーブルに存在するのではなく、クエリの結果に由来するものです。

また、MapInfo Pro では、単一テーブルのクエリに基づいてレイヤを作成することもできます。例えば、select * from CustomerPoints where SALES >= 100000 と記述します。これはクエリ テーブルであり、物理エンティティではありませんが、物理エンティティに由来するものです。この名前付きビューは、名前付きレイヤから参照されるものです。

その場合、処理自体をキャンセルするか、問題のレイヤを除いて処理を続けることができます。しかし、このレイヤを名前付きマップでどうしても必要な場合は、クエリをネイティブ TAB やその他のサポートされているデータソースに保存する必要があります (未サポートのデータソースからデータを使用するを参照)。