データ バインディング

このセクションでは、データ バインドの作成、削除、編集について説明します。

[データ バインド] ウィジェットでは、データ バインドを作成、削除、編集できます。

データ バインドとは

データ バインドでは、2 つのテーブル間で共通する列を使用して、空間テーブルを非空間テーブルまたは空間テーブルに関連付けます。例えば、所有地境界テーブルに所有地 ID 列があるとします。非空間テーブル (例えば、動物登録テーブル) も同じ所有地 ID を参照しているとします。この場合、所有地の情報を検索すると、所有地テーブル内の列 (住所、郵便番号など) だけでなく、その所有地の動物登録 (種別、血統、登録日など) も表示されます。1 つの所有地で複数の動物登録が行われていることもあるので、関係は 1 対多になります。データ バインドを使用すると、次のようなことができます。
  • 個々のテーブルをマップ レイヤとして追加することなく (特に、すべてのテーブルが同じジオメトリを共有するので)、関連付けられたテーブルからの幅広い関連属性データを表示できます。
  • 関連付けられたテーブルのクエリをソースで行うことができるので、管理者は関連付けられたテーブルを Web マッピング システムに取り込んで結合を作成する必要がありません。